★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ワクチン接種雑感

2021年06月01日 17時27分57秒 | 徒然(つれづれ)
 コロナワクチンの大規模接種会場の設置が、自治体単位で急速に進んでいる。
 早期の職域での接種も視野に入っているようだ。

 ワクチン確保には出遅れたものの、その接種体制のスピードたるや、今までのどんな案件と比べても、政府の対応は雲泥の差だ。
 コロナの感染拡大のスピードを考えると、それもむべなるかなの感もあるが、特にワクチンや薬剤については従来、長期の治験を経て、許認可されていたのが、今回はそんなものをすっ飛ばしての超法規的な対応だ。

 お役所仕事といわれた政府の従来の対応が嘘のようなスピーディさだ。
 やればできるじゃないか。
 オリンピック絡みという声もあるが、まあ、ここはコロナ禍における菅首相の唯一の面目躍如となるか。

 しかし私にしてみれば、そのいつにない決断の速さが気がかりだ。
 国内治験も不十分な、それこそ急造の外国製のワクチンだ。
 短期的な副反応も怖いが、長期的な副作用の不安を払拭できない。

 今のところ感染リスクの低い生活環境なので、ワクチン接種は当分様子見の予定だ。
 

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選手村の異文化交流

2021年06月01日 14時44分26秒 | 徒然(つれづれ)
 来月に迫った東京オリンピック。
 国内外の中止要望の声をガン無視して強行開催されそうな雰囲気だ。
 早速、海外選手団第一陣の、ソフトボール女子オーストラリア代表が来日した。

 今回の五輪はコロナ禍の影響でいろいろと制約が多く、選手も競技時以外は、選手村にカン詰め状態になるという。
 世界有数の大都会東京の観光はもちろん、ちょっとした外出さえも許されない状況だ。

 競技前ならともかく、競技終了後も外出禁止で、選手村に閉じこもるしかないようだ。
 この日のために長い間、過酷な練習やストイックな生活を強いられた選手たちの、良くも悪くも結果が出たあとの解放された反動たるや想像に難くない。

 観光も外出もNGとあれば、そのあり余る若いエネルギーの捌け口は、異文化交流という名の異性交遊にしかないのは必然だろう。
 酒類の持ち込みOK、コンドームの無償支給も、IOC、および日本政府のその暗黙の了解だろう。

 ワクチン接種済みとはいえ、選手の皆さん、密着状態によるコロナ感染にだけはくれぐれもご用心。
  

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左に曲がります

2021年06月01日 13時48分54秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキング途中、70年配のオッちゃんが自転車で私を追い抜いて行った。
 狭い歩道だったので、オッちゃんは車道を走っていた。
 前を行くオッちゃんは、信号のない細い十字路で、左手をピンと水平に上げて左折していった。

 そういえば私たちの世代も、小学生の頃は自転車で左折する時は左手を水平に、右折する時は右手を水平か、左手の肘を垂直に立てて曲がっていたものだ。
 今時そんなことをする人間はほとんどいない。

 その昔はクルマも点滅式のウインカーランプではなく、前方の窓枠に格納された30cmほどのバータイプの、羽上げ式方向指示器で右左折の合図をしていた。
 まだまだ田舎ではクルマが珍しかった昭和30年代前半頃だ。
 子供の私はボンネットバスの最前列の席に座り、曲がり角の多い路線で、その方向指示器が上がったり下がったりするのを、飽きることなく見ていた。

 今や、そんな方向指示器も絶滅し、フェンダーミラーもサイドミラーに替わった。
 しかし自転車は相変わらず方向指示器もウインカーランプも装備されていない。
 手信号のオッちゃんは、遵法精神に溢れた奇特な人だったのだ。


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