最近、子供の頃、それも小学校低学年の頃の夢をよく見る。
そしてその夢にたびたび登場するのが、田舎町の始発終点のバスターミナルだ。
田舎町には不釣り合いな巨大なドーム型で、鉄骨の枠組みに鉄板を葺いたような構造で、いろんな音が反響し合い騒音のるつぼ状態だった。
さながらブレードランナーのような世界観だ。
そのモノクロームのイメージが、夢に合っているのかもしれない。
たぶん戦前からあったであろう、そのバスターミナルは、部分的には戦後の平和にマッチするように改装が重ねられていた。
発車時刻掲示板は、プラスチックのプレートを手作業で入れ替え、鉄の手すりで仕切られた昇降口は鎖で閉じられている。
発車時刻直前に、車掌がバスから降りてきてその鎖を外すのだ。
たまにその車掌が、親戚のお姉ちゃんだったりしたものだ。
週末には両親に連れられて、映画や買い物に行った帰りに利用したものだ。
切符は事前に専用の窓口で買い求める。
その窓口の横の売店は、田舎の菓子屋より豊富な品揃えだった。
店頭には噴水ドーム型のジュースの自販機があった。
そのチクロたっぷりのジュースが、ことのほか美味かった。
そしてその夢にたびたび登場するのが、田舎町の始発終点のバスターミナルだ。
田舎町には不釣り合いな巨大なドーム型で、鉄骨の枠組みに鉄板を葺いたような構造で、いろんな音が反響し合い騒音のるつぼ状態だった。
さながらブレードランナーのような世界観だ。
そのモノクロームのイメージが、夢に合っているのかもしれない。
たぶん戦前からあったであろう、そのバスターミナルは、部分的には戦後の平和にマッチするように改装が重ねられていた。
発車時刻掲示板は、プラスチックのプレートを手作業で入れ替え、鉄の手すりで仕切られた昇降口は鎖で閉じられている。
発車時刻直前に、車掌がバスから降りてきてその鎖を外すのだ。
たまにその車掌が、親戚のお姉ちゃんだったりしたものだ。
週末には両親に連れられて、映画や買い物に行った帰りに利用したものだ。
切符は事前に専用の窓口で買い求める。
その窓口の横の売店は、田舎の菓子屋より豊富な品揃えだった。
店頭には噴水ドーム型のジュースの自販機があった。
そのチクロたっぷりのジュースが、ことのほか美味かった。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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