ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

輪島の自然栽培米、最後の出荷

2024-07-13 23:11:52 | 日記
早くご紹介しようと思いつつ、つい後回しになっていたネタ。
とはいっても、最近も動きがあったので、
今こそ!と、ご紹介します。

最初の出会いは、ふるさと納税でした。
輪島市のふるさと納税の返礼品として、自然栽培米をいただきました(こちら)。
ふるさとチョイスのサイトで、自然栽培米を検索して見つけたんです。
とてもおいしかったし、米農家さんのこだわりも伝わってきたので、
それからは農家さんから直接買うようになりました。
新米の季節になると、年間出荷を予約して、
毎回2kgずつ送ってもらっていました。
とてもいい農家さんと出会ったと喜んでいたんです。

ところが、1月1日に発生した能登半島地震で大きな被害を受け、
家は住めない状態になり、車で1週間ほど過ごした後、
奥さんの実家がある長崎に移り、そちらに住むことにしました。
輪島での米作りはやめることにして。つらい決断だったことでしょう。
長崎でも米作りができるか可能性を探ってはいるそうですが、
農業をまた一から始めるには時間がかかります。
小さい子どもが3人いることから、
今後どうするか、まだ模索中のようです。

元々、関東から移住して米作りをしようと、全国で移住先を探した上で
輪島に決めて、苦労しながら15年ほど頑張ってきました。
周囲の人にも助けられながら、いい関係も築きながら。
そんな時に発生したのが能登半島地震です。

長崎に住むようになってからも、輪島に戻って後片付けしたり、
出荷の準備をしたり。
去年夏の段階で、年間予約を出していたものの、
地震発生直後は、もう出荷できる状況ではありません、とのこと。
その後、数カ月してから、いま残っているお米を出荷します、
との連絡が入り、すぐに15kg注文しました。



自分用には5kg。いつも2kgだったので、かなり多めです。

その後、まだあるとの連絡が入ったので、追加で15kg。
とにかく、お世話になった米農家さんを支援したいとの思いで、
できるだけたくさん買いたかったのです。

最終的に、もし残っていたら、寄付したい先があるので
連絡してください、とお願いしておきました。
私が買い取って、長野の水輪に寄付したいと思ったわけです。
水輪でもお米を作っていますが、若者が30人生活しているわけで、
毎日、相当な量のお米を消費します。
そのため、お米の寄付は大歓迎だと聞いていました。
その上、安全安心こだわりの自然栽培米なら、ぴったりです。
寄付すれば、水輪も支援できるし、輪島の農家さんも支援できる、
そう思って、双方に確認しながら事を進め、
無事、お米を送ってもらう手はずを整えました。
よかったわ~。

ただ、もう丹精込めて作られた自然栽培米が食べられなくなるのは
悲しい限りです。
今ある分を、ありがたく、大切にいただきます。

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