ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

「遺伝子組み換えでない」表示実質禁止

2024-01-15 22:34:56 | 日記
書きたいネタが、また順番待ち状態となっています。
順番順番。
今年度後期の市民大学も、いよいよあと1回となってしまいました。
本来は12月に終わっているはずでしたが、講師の都合で休講が何度か入り、
年を越えての補講となったわけです。
毎回毎回、本当に興味深い内容なので、終わってほしくないんですよ。

先週は、日本のグローバル種子企業への便宜供与について、
8項目のうち、残りの項目の説明がありました。

「遺伝子組み換えでない」表示が実質できなくなった件。
以前は、意図しない混入が5%未満であれば表示可能であったものが、
混入していることが完全に検証できる場合に限って「不検出」と表示できる、
つまり、それ以外は、「遺伝子組み換えでない」と表示することができなくなった。
「遺伝子組み換えでない」と表示しているものから
もし微量でも遺伝子組み換えが検出された場合、業者が摘発される。
表示を厳格化したという「名目」であるが、
「遺伝子組み換えでない」と表示されると、
消費者が遺伝子組み換えは安全ではないと「誤解」する可能性があるという、
遺伝子組み換え作物は安全だとする米国の圧力があった。

全農の株式会社化の件。
日米合同委員会が出て来た。

遺伝子組み換え種子とセットで売られるグリホサート(除草剤成分)の
輸入穀物残留基準値の大幅緩和の件。

世界的には、グリホサートに対する規制が高まっている中、
信じられないことに日本では残留基準値を大幅に緩和してしまった。
小麦は6倍、そばは150倍。
グリホサートに関しては、国際がん研究機関(IARC)が、
「ヒトに対しておそらく発がん性がある」とする2Aに指定された。
これに関して、フランス・カーン大学セラリーニ教授の
実験結果をまとめた論文がFCT誌に掲載されたが、
撤回されてしまった。
ただし、その後、別の学会誌で掲載されている。

販売元のモンサント(現バイエル)では、
早い段階から、発がん性の可能性を認識していたが、
研究者にそれを打ち消す研究を依頼し、規制機関に対しては、
安全だと誘導しようとしたとするメールのやり取りなど、
「モンサント・ペーパー」という膨大な資料が存在する。



全ての内容を紹介することができないので、
ぜひぜひこちらをお読みください。
詳しく書いてあります。
本当に、この本、全ての人に読んでほしいです。

安いというだけで手が出る、買ってしまう、
それが国産の農家を苦しめることになる。
健康を守るため、日本の農家を守るため、身近な国産を買おう、
それは、結果的に安上がりになるのだから。
講師が繰り返し言っていることです。
本当にそう思います。
成長ホルモンが使用されている輸入牛肉や豚肉、
米国からの圧力を常に受けている日本の
緩い規制をすり抜けて入って来る、
口に入るもの、本当に大丈夫なのか。
輸入小麦の危険性。
EUへの輸出を推進しているタイでは農薬の規制をEUに合わせているため、
農薬を使い過ぎている日本のリンゴはタイでは輸入できないという事実。
いろいろ勉強したほうがいいと思うのです。
「正しい」情報を取りに行く必要があると思うのです。
その上で、何を食べるか、何を避けるか、決めたいものです。
良からぬ病気やアレルギーが増え続けている日本、真剣に考える時です。
超高齢社会になったから、
それだけの理由ではないでしょう。



おうち抹茶ラテ。
毎年、お正月にお抹茶をいただくため、
20gぐらい買います。
意外と量があり、抹茶ラテの登場となります。

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