ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

「ミラクルシティコザ」見てみて!

2022-02-23 23:22:08 | 日記
沖縄のコザ(現在の沖縄市)が舞台の映画「ミラクルシティコザ」(公式サイトはこちら)。
コザを拠点に1970年代に活躍したロックバンド「紫」の全面協力とあれば、
もう見る前からすっかり盛り上がってしまいます。
新宿武蔵野館で見てきましたよ、それも2回も。
水曜日の安い日(1100円)、2週間前に見に行ったらガラガラ。
あら~、大丈夫かなぁ……。知らないうちに、ふっと終わってしまうパターンか。
2回目は天皇誕生日の今日、あ~、よかった~、かなりの入りです。



とはいえ、3月3日までのようですね。

そもそも、成り行きがちょっと面白いんですよ。
未完成映画予告編大賞のグランプリを受賞したことがきっかけとなって制作されたもの。
そんな賞があるとは知りませんでした。
監督は30代の平一紘、主演は桐谷健太。
コロナ禍で大幅に撮影も遅れたそうです。

基本的にはコメディですが、1970年代のコザが舞台とあって、
数々の重い台詞も出てきます。コザ暴動も。

主人公の翔太の体が、交通事故で亡くなはずの祖父ハルに乗っ取られ
(まだやりたいことがあるから、と)、
翔太は、祖父の体になって、ロックバンドで活躍していた50年前に行ってしまいます。
そのロックバンドIMPACTは、まさに紫そのもの。
紫の2枚目のアルバムが「IMPACT」なんですよね。そこから来ています。

映画の最初から、いきなり紫の曲がそのまま歌われていて、びっくり。というか感動。

体が翔太とハルが逆になっているから、50年前に飛んで行った翔太は、わけが分かりません。
ベトナム戦争が激しくなって、明日の命も知れないアメリカ兵を相手に
真剣勝負で日々ライブを行っていた時代。
コザにはライブハウスが立ち並び、1日で家が建つほど儲かったという話も出てきます。

一方、現在のコザは50年前の活気はなくなってしまって、
再開発の話が出てきます。

1990年代の終わりごろ、コザのデイゴホテルに泊まって、
コンディション・グリーンのライブを見に行ったことがあります。
当時はまだ中央パークアベニューの店もみんなやっていました。
その後、何年か前に久しぶりに行ってみたら、あわわ!シャッター通り商店街ではないですか!
決して遠くない場所にライカム(大型ショッピングモール)ができたことも
影響しているでしょうね。

最後は、昔の仲間が再び集まって、コザのミュージックタウン音市場で演奏、
50年前の仲間も出てきます。
桐谷健太の歌唱力が光っていましたね。雰囲気もメチャクチャよかったです。

いえ、実は桐谷健太という人物、今回初めて知りました。
俳優&ミュージシャンということで、
平監督は、主演は桐谷健太以外には考えられなかったと言っています。
実際、ぴったりの役づくりでした。

もしかすると、映画を見に来た人は桐谷目当てがかなりいたのかも。
年齢高めの紫大好きだった世代も当然いたし、沖縄好きもいたのでしょうが。

しかし~、映画の最後に、紫もコンディション・グリーンも現役、と出ていたんですよ。
紫は実際、沖縄へ行ったときに手に入れたコザ情報紙を見て、あ!出演している!と分かっていましたが、
コンディション・グリーンについては何も知らなかった、
というか、沖縄のロック事情はもうずーっと追っかけていなかったんですよね。
急に思い出したという感じです。

実は、手元にこんな本があります。





コザへ行った時にどこかで買ったのだと思います。久しぶりに引っ張り出して、
さてさて、これからじっくり読みたいと思います。

この映画をきっかけにコザが盛り上がるといいですね。
ぜひライブも見に行きたいです~~~。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いぶりがっこのタルタルソー... | トップ | 薬丸裕英が通った豊川稲荷東... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事