ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

フィッシングメール要注意:エムアイカード

2023-04-18 20:55:54 | 日記
三越伊勢丹グループのエムアイカードは持っていないのに、
「三越伊勢丹WEB会員停止のお知らせ」という
怪しいメールが届きました。
もちろん、無視ですが、約10日後にまた届き、
ブログネタにしようと決めました。
そもそも、届くのが気持ち悪いですよね。
DMや単なる連絡用のメールアドレスのほうに届いたのですが、
それが何らかの形で漏れているわけです。

今回届いたメールは、
フィッシング詐欺を狙っていることはすぐ分かりますが、
これまで届いていた、いかにも怪しい、
きっと中国で作っているだろう日本語の怪しさ、
それが今回はなく、ぼーっとした人は引っかかってしまうのではと。

タイトルは、
【重要なお知らせ】エムアイカードカードご利用確認のお願い
となっています。

メールの内容は以下。

*********************

いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。

昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日
体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。

このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝
手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承
下さい。

■ご利用確認はこちら

※本メールは送信専用メールアドレスから配信しております。ご返信いただいても対応いたしかね
ますので、予めご了承ください。
********************************************
(株)エムアイカード お客さまサービスセンター
[URL] https://www.micard.co.jp
[TEL]0120-650-093(午前10時-午後6時)
********************************************

************************

送信元のメールアドレスは、
三越伊勢丹WEB会員停止のお知らせ <support_01@micard.co.jp>
となっていて、「~のお知らせ」と入れているところが、いかにもおかしいですよね。
でも、アドレス自体はもっともらしく見えます。

電話番号も、実際にエムアイカードで使われているものです。
URLも、一見、もっともらしく見えるのですが、
本家本元のURLは、https://www2.micard.co.jpなんですよ。

つまり、もっともらしい連絡先を入れているものの、
「ご利用確認はこちら」の部分をクリックさせる、
それが目的ですね。
念のため、怪しいメールが届いたことをエムアイカードに連絡したところ、
サイトでも注意を呼び掛けているとのこと(こちら)。
でも、カード会員でなければ、そのサイトを見ることはないですよね。

最近、全然届いていなかったフィッシングメールが2回続けて届いたので、
ネタにしてみました。
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回文あそび

2023-04-17 19:37:46 | 日記
部屋の片付けをしていると、思わぬ発見があります。
すっかり忘れていたことやものが発掘されたり。
存在は知っていても、捨てられずに取っていて、
もう捨てるべきではと思ったり、
でも、見てから、読んでから捨てようと思ったり。

片付けは割と順調に進んできましたが、
落とし穴がありました。
「開かずの箱」の存在。
今回は「底から全部ひっくり返す」ことを手掛けているため、
これまでの片付けでは手を付けていない部分にも切り込んでいます。
「開かずの箱」は、香港へ行く前のもろもろが入っている箱。
香港へ引っ越す際に捨てずに残ったものです。
開けてみました。あ~、捨てられないものがたくさん出てきた!
アメリカ留学時代のものや、海外旅行研究会に入ってよく遊んでいたころのもろもろ、
カリブ海のグレナダへ旅行した時の、とある謎が解けた記事、などなど。
そのうち、ここで紹介しつつ、捨てることにしようか、
それが得策かと考えています。

回文を紹介して、その紙を捨てようと思います。



回文あそび。これを作ったのは、15年以上だと思われます。



「狐憑き」「買いたいか」「僧の嘘」(これ、なぜかダブっています)とか、面白くないですか~。
「勝つまで待つか」「薬のリスク」は、普通に使いそうです。



「羊羹買うよ」「反物見るみのもんた」「力士会館全階貸切」を考えた人、すごいですね。



「前科ありは、やはり、あかんぜ」もすごい。

地元ネタでは、「砧(きぬた)のタヌキ」ですね。

ちょっと笑っていただけましたか。ここに記録して、紙は捨てることにします。
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ホットケーキサービスデー200円@ルポーゼ すぎ

2023-04-15 22:09:00 | 食いしん坊
今日は朝から雨。1日中、降り続くとの予報。
この週末は、部屋の片付けを再開しようと思っていて、
雨だし、ちょうどいい。がっつりやろう!
そのつもりでした。
なんですが、今日は15日、5の付く日だということに、
ふと気が付いてしまったのです。
4日に行った(こちら)八幡山のルポーゼ すぎのホットケーキサービスデーなんです。
雨だから空いているかも~、行っちゃおうかな~。
雨でなければ歩いて行くところですが、さすがに電車で行きました。
でも、雨なのに、店の前では待っている人が。
土曜日のホットケーキサービスデーですからね~。
とはいえ、ほとんど待つことなく案内されました。



ベーコンエッグトースト750円。ドリンクは350円追加でセットにできます。



このぶ厚いトーストサンドがおいしいんですよ~。
山の部分から上手にかぶりつかないと、壊れてしまいます。

プレーンホットケーキは通常700円(2枚)ですが、
5が付くサービスデーの日は2枚200円(食事かドリンク注文必須)。
ボリュームのあるベーコンエッグトーストを食べた後で2枚は多すぎると思い、
1枚だけ注文することにしました。値段は一緒です。



また会えたね~。



今回は、薄くてイマイチのシロップはかけずにいただきました。
実はこのお店、オムライスもおいしいんですよ。
実際、オムライスを注文している人がたくさんいて、あ~、私も食べたいな~、
と、またまた宿題を作ってしまいましたよ。また行けばいっか。



シミズヤで、お刺身コーナーで、また偶然200円のパックを発見!
いつもあるわけではなくて、
並んだ時に、すかさず遭遇しないと手に入れることはできないようです。





たくさんの切れ端。きちんと切ったものは580円で売っています。
半分以上はそのまま夕食でいただきましたが、
明日は残り物のキムチ鍋に入れて楽しみたいと思います。
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目の前で焼いてくれるハンバーグランチ900円

2023-04-14 22:37:20 | 食いしん坊
今年度前期の世田谷市民大学が始まりました。
約4カ月ぶりに池尻大橋へ。
新しいお店ができていたり、突然、空き地が広がったり。
以前、何があったか~思い出せません。住宅だったかな。

池尻大橋ランチも楽しみです。
どこへ行こうかな~。12回連続講座なので、いろいろ行けますね。
ちょっと気になっていたお店へ行ってみました。





ステーキハウス、鉄板焼の不二というお店です。
ハンバーグは一つの例外を除いて、全く食べないんですよね~。
一つの例外とは、赤坂の神戸511(こちら参照)。
会社で夏の時期にお願いする派遣スタッフやフリーの方の歓迎ランチや
感謝ランチでよく利用していました。
その時だけは、いつも食べないハンバーグを注文。
A5ランク、つまり最高級の神戸牛でつくったハンバーグは絶品でした。
カルビ重も一度だけ食べたことがありますが、そちらも絶品。
あ、本当は、肉々しい、肉の塊は食べないんですけどね。
あのお店へ行くのに、ある意味、拒否権がなかったわけです。
みんな大好きなお店だったので。



不二は、それぞれのテーブルに鉄板があって、お好み焼き屋さんのよう。
お店のおばさまが目の前で焼いてくれるんです。
こんなふうに盛られて登場。



ハンバーグは蓋をして、野菜(もやしと玉ねぎ)は、お隣に。



いいタイミングで、ご飯と味噌汁が出てきます。漬け物は最初にセット。



ハンバーグ完成。小皿に取って、ソースをかけていただきます。
大きめに刻んだ玉ねぎがたくさん入ったハンバーグはいいですね、
肉々しさを薄めてくれて。って、変な言い方になっちゃいますが。
野菜も食べ応えありました。
目の前で焼いてくれるというパフォーマンスというか、サービスというか、
それを含めて考えても、これで900円とは、魅力的ですね。

新宿の京王百貨店で買いたいものがあったので、ついでに。



2階の伊藤園のカフェへ。
お気に入りの煎茶「ほれぼれ」。でも、お菓子が変わっていて、がっかり。
ふわっとしたクッキー。お茶に合わないよー。
かき氷は6月ぐらいまで待たないと登場しないようです。早く食べたいな~。
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合唱団ボランティア企画で高齢者施設訪問

2023-04-13 22:14:44 | 音楽&麻雀
今週は予定がいろいろ入っていて、あちこちに出没しています。
部屋の片付けは、一旦中断。週末から復活です。
今日は朝から夜まで予定が3つ。

時空では、帯津先生が講演会で久しぶりに台湾に行ったお話でした。
どこでどう知り合ったか覚えていないものの、台湾でサプリメントの会社を経営している人と友達になり、
コロナ前には講演会でよく行っていたそうです。
その経営者は日本語ができるので、今回の講演会でも通訳していましたが、
医学関係の内容はうまく訳すことができず、
聴衆の中で日本語達者な人が途中から通訳してくれて、
とてもスムーズに進んだそうです。
講演会に来ていた人で4分の1ぐらいの人が日本語が分かっていた、とも。
単に日本語が話せても、専門的な表現を適切に訳すのは難しいですよね。
それは、どの言語でも同じこと。

2つめの予定は、合唱団のボランティア企画で高齢者施設訪問。
3月から参加するようになり、月1回の練習を重ね、
今回がボランティア企画デビューでした。
デイサービスの施設で、20人近くの方々が私たちの演奏を楽しんでくださいました。
選曲は、みなさんが知っている、聴き馴染みのあるものばかり。

前半では世界旅行というテーマで、日本の「花」から出発して、
ロシア「ともしび」、オーストリア「エーデルワイス」、
フランス「おおシャンゼリゼ」、イタリア「サンタ・ルチア」など、
後半は「かあさんの歌」「みかんの花咲く丘」「青い山脈」「高原列車はゆく」など。
後半では、みなさんも一緒に歌っていただきました。

私は練習に参加し始めたばかりだし、曲によってはアルトパートが
まだきちんと音取りできていない部分もありますが、
分からないところはメロディーパートを歌えばいいと言われていたので、
ところどころでそうしました。
みんなで楽しく歌う、利用者さんたちに楽しいひと時を過ごしていただく、
そんな目的のボランティア企画です。

夜は、日本語ボランティア。
数日前に、中国では大学に入るのがとても難しく、
日本に留学している人は中国の大学に入れなかった人や
受験に失敗した人がたくさんいるとテレビで紹介していました。
受験の倍率も6000倍といった大学すらある、と。
そのあたりを学習者に聞いてみたら、本当だと言っていました。
中国では、田舎に住んでいる人が都会の大学に入りたい場合、
かなり厳しいそうです。割り当て制度のようなものがあるようです。
また、日本の大学生はアルバイトをするのが一般的ですが、
中国では勉強することが重要なので、アルバイトはしないとか。
親も大学生の子どもがアルバイトをすることがいいとは思ってない、と。
毎回、新しい発見があり、とても勉強になります。
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銀座のアンリ・シャルパンティエでナポレオンパイ

2023-04-12 23:14:05 | お菓子研究家
東京のコロナ感染者数は増加傾向にあります。
11日は1490人、12日1334人。
外国人旅行者も増え、街を歩く人もマスクしない人が目立つようになりました。
GWも旅行に出かける予定の人が2019年より増えるらしく、
また感染者数が増えそうですね。でも、みんな気にしないのかな~。

総務省の日本の総人口推計によると、2022年10月1日時点で1億2494万7000人で、
前年比55万6000人減となり、12年連続で減少。
出生児数が死亡者数を下回る自然減は16年連続、前年比で73万1000人減少しました。
東京都が2年ぶりに増加した以外、46道府県で減少し、沖縄では初めて減少。
年齢別では、15歳未満が11.6%、15~64歳の生産年齢人口は59.4%で、ともに過去最低の割合。
65歳以上は29.0%、75歳以上では15.5%、それぞれ過去最高の割合です。
少子化対策は待ったなしですね。こうなることは分かっていたのに、
本気で取り組んできたとは思えません。高齢化対策も待ったなし。

前置きが長くなりました。
銀座のアンリ・シャルパンティエへ行ってきました。











ヨネイビル(ヨネイビルディング)は、昭和5年に建てられた歴史あるビルです。



芦屋の本店でクレープ・シュゼットは1月にいただいているので(こちら)、
銀座ではナポレオンパイがお目当てです。



ドリンクは、悩みました。MUSICA TEAがあったんですよね~。
MUSICA(ムジカ)は、大阪・堂島にあった紅茶専門店で、紅茶専門店などない時代、
大阪に遊びに行った時、というか、ロックのコンサートを見るために遠征した時、
1980年代ごろだったと記憶していますが、行ったことがあるんですよ。
もしかすると、初めての外国でロンドンに行って紅茶をたくさん飲んで楽しんで、
紅茶に浸っていたころかもしれません。きっとそうだと思います。
そのムジカに何年も行っていないうちに、芦屋へ移転していました。
迂闊にも、それを知らず、せっかく芦屋へ行ったのに、ニアミス。
それほど遠くないところを歩いていたんですよ。後から知ってショックでしたね。

でも、ムジカの紅茶は芦屋で飲みたい、銀座で飲む気分ではない、と、
今回は芦屋プラウドを。ウバとヌワラエリヤのブレンドです。







ナポレオンパイは、アーモンドスライスにぎっしり囲まれたパイ。
中は、カスタードクリームたっぷりです。
しかし~、思った通り、食べづらい!
苦労しながらいただきました。



銀座のアンリ・シャルパンティエへ行った目的の一つは、トイレです。
かなり前、出版社時代のことですが、
あそこのトイレすごいから見てみて、と同僚から聞いていたんです。
それで気になっていました。

トイレは地下にあります。
歴史あるビルなので、トイレも古き良き時代のトイレかと期待していたのですが。
ちょっと勘違いでした。



この本棚に見えるところがトイレのドア。



左の上にLADIES、下にPUSHとあります。
トイレに行く時は、お店の方が案内してくれます。
そうよね~、案内してくれないと、これは分からない。
トイレがすごいというのは、そういうことだったのね~。
何年も気になっていたのに、ちょっと空振り気分で店を後にしました。
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南インド料理の名店ダクシン~降誕会~わした

2023-04-11 17:56:28 | 街歩き&商店街
輪島塗の器を早速使ってみて、あ、スプーンも買ってくるべきだった
と思いました。ヨーグルトを食べる時、木製のスプーンで食べますが、
せっかくなら器と揃えて輪島塗のスプーンがいいな~と。
アウトレットのお店にはなかったんですよね。

先週のお話です。輪島を優先させたので、後回しとなりました。
東京ミッドタウン八重洲に、谷中のかき氷の有名店ひみつ堂が4月10日まで
期間限定で出店していたので、気になって、様子を見に行きました。
お昼前の時間帯なのに、すでに長蛇の列。1時間待ちと言われました。
オープン時間前から行列ができている状態だそうです。
へぇーーー、この人たち、何なの??
谷中の本店のほうが楽して食べられるし、1時間も並ぶ気もなく、退散。
そもそも、谷中のお店では氷を手動で削っていますが、
こちらではたくさんの人数をこなすべく、機械を3台揃えてフル回転なんですよ。
メニューも多くないし。
それで、何でこんなに並んでまで食べたいの??
理解不能でした。



3月31日に閉店してしまった八重洲ブックセンター。44年間の歴史に幕。
去年、アイヌの講座を近くに受けに来た時、時間調整のため、
ここのドトールでお世話になりました。

3月31日といえば、そしがや温泉も営業を終了しました。
毎週土曜日の夜、坐禅会に参加していたころは、特に冬、
何度も寄ったことがあります。いつも賑わっていました。
近所の人たちは残念がっていることでしょうね。



ランチは、八重洲ブックセンターの近くにある南インド料理の名店ダクシンへ。
えーーー、ダクシンも閉店ですってー、というか、移転ですけどね。



お目当ては、もちろんミールズです。ダクシンでは、ドーサが選べますからね。
迷うことなく、バスマティライス・ミールズで、ドーサ。
ほかのお客さんたちは、ナンを頼んでいる人が圧倒的に多いようです。
邪道だー。南インド料理を食べに来たなら、ナンはないでしょ。
店で出しているから仕方ないですけどね。
日本ではインド料理=ナンの図式になってしまっていますから。大きな勘違い。



南インド料理の定番、サンバル、ラッサムと、カレー2種。
カダイチキンとダルパラック(豆&ホウレンソウ)。







ドーサは豆を砕いて、薄く焼いたもの。大好きなんです。
料理人も南インドっぽい人たちばかりでした。居心地いいな~。



銀座の鳩居堂の前にお釈迦様がいらっしゃいました。そうだ!4月8日は降誕会!



甘茶をかけてきました。
去年は、豊川稲荷東京別院でお会いしましたよ(こちら)。

2月に移転オープンした、わしたも見学。



有楽町駅前の東京交通会館に移ってきました。



店内は狭くはなりましたが、品揃えは思っていた以上でした。もっと少なくなると思っていたんです。





あ~、よかった~。フードコーナーは、そっくりそのまま移ってきました。
沖縄そばは、現在、提供中止しているようですが。
さかなやもずくの天ぷらに、さーたーあんだぎーも出揃っています。
と、いつもなら、さーたーあんだぎーをおやつでいただくところですが、
今回はパス。
次の目的地が、ヨネイビルディングのアンリ・シャルパンティエですからね~。
詳しくは、次回。
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輪島塗の器、早速使ってみました。

2023-04-10 17:30:14 | たび<国内>
輪島で輪島塗の器を購入し、早速使ってみました。
と、その前に、書き忘れたことなど、追記。

輪島キリコ会館で、蓬莱(ほうらい)という、
能登地方で神棚に飾る切り絵を見ましたが、
ギャラリー&アウトレット遊庵で実物に遭遇しました。



能登地方で正月の縁起物として神棚に飾られるもので、
毎年年末にこれを取り替えて新年を迎えるという風習があるそうです。



きれいですね。

輪島からの帰り、能登空港へ行った時、
どこの空港にもある、ずらりと並んだ出発便の表示がありません。
どうして? キョロキョロしても見つかりません。
よーく観察してみたら、ANAのカウンターの奥の壁に、今日の出発便として
羽田行きの2便が表示されていました。
あ!そういうことなのね!
1日に2便だけ。羽田行きの2便だけ。それで全部なのです。
空港として経営的にどうなのよ、と疑問に思いますが、
すぐ隣に日本航空学園もあって、能登半島の貴重な空港として、
存在意義はあるのでしょう。
空港への公共交通機関が限られていて不便ですが、
実際のところ、到着した時にはレンタカーのカウンターに行列ができていたし、
バスやふるさとタクシーを利用する人はごく少数派のようです。
空港に到着してふるさとタクシーで總持寺祖院のある門前へ向かったのは私だけ、
帰りに空港を通るバスに乗っても、空港で降りた人は私を含め2人だけでした。

輪島塗の職人が減っているという話を、朝市通りのお店で伺いました。
その方(女性の職人)は、自分の家族で輪島塗に関わっているのは
もう私だけ、結局、食べていけないんですよ、みんなほかの職業に就いています、
輪島には研修所があって、他県から来た若い人が輪島塗を習ってはいるんですけどね、
伝統を引き継いでいくのは、実際のところ大変ですよ、と。

伝統の技をいかに残していくか、次の世代に伝えていくか、
絶やすことなく続けていくか、日本各地で大きな課題となっていると思います。
特に輪島塗は何工程もの作業を分業で進め、膨大な時間をかけて完成させます。
必然的にそれが価格に反映されます。
伝統の技にかかわるものは、その手間からして高くなってしまう、
高くても、欲しいと思う人がどれだけいるのか、
結局、本当にいいものであっても高くて買えないとなれば、
今後どうなってしまうのか、若い職人たちは新しい展開を試行錯誤、
欲しいと思って買ってくれる人がいなくなれば、いくら伝統を大切にしても続かない、
いずれは消えてしまう、引き継ぐ人もいない、
ずーっと気になっていることです。

さて。



早速、使ってみました。ヨーグルト。
木次のおいしいヨーグルトですが、この器に入れただけで、
格が上がった気がします。元々レベル高いけど。



なんだか、すごくないですか。
ご飯と、いつものシンプルなみそ汁なのに、10倍ぐらいおいしそうに見えます。
輪島の朝市で買ったお漬物ものせてみました。



あ~、手に持った感触、触った感触が、ほんっとにいい。素晴らしい。
輪島塗の器のために、これまでよりレベルアップした料理を用意しなければ、
そんな気がしています。輪島塗に失礼がないように、な~んて、ね。
いえいえ、普段使いが重要ですから、何でものせちゃいますよー。
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輪島塗の器、4点購入。大満足!

2023-04-09 20:58:06 | たび<国内>
さて、今回の輪島行きの二つめの目的、輪島塗。
購入に至るまで、紆余曲折がありました。

まず、初日。
たくさんの工房の商品が並ぶ輪島塗会館で下見。
次の日にほかを見て、もし気に入ったものがなければ、ここで買ってもいい、
買うなら、これとこれ、そんな感触を確認しておきました。

そして、次の日。
(雨の中!)朝市へ行った時、朝市通り周辺にある輪島塗のお店も
いくつか見てみました。
朝市通りにあるお店は、観光客向けに安っぽいものを店先に並べ、
奥に本物の輪島塗がある、そんな傾向がありました。いかにも、観光地。
そうでない場合でも、いかにも歴史があるお店で、
私が欲しいと思うものは置いていない。
ちょっと空振りな気分で歩いていると、ほかの店とは色が違いそうなお店発見。
中に入ってみると、おお!これなら買いたい!と思うものがありました。
お店の方もとても感じが良く、有力候補のお店となったのです。
ただ、まだほかに見ておきたいところもあり、また来ます、と。

結局、ほかを見ても、やはりそのお店がいいということが分かりました。
といっても、通りの反対側まで来ていたので、
先にキリコ会館へ行って、またてくてく歩いて朝市通りに行ったら~。
おっと!朝市が終わったら、ほかの店もほぼ全部閉まっていたのです。
雨が上がって、それなりに賑わっていた朝市通りは
(ほぼ)人っ子一人歩いていない状態です。



なんと!買おうと思っていたお店も閉まっていました!
あらーーー、そういうことなんですか!
みんな朝市が終わると、閉めてしまうそうです。
さすがに、焦りましたね。そうなると、輪島塗会館で買うことにするか~。
でも、その前に、足湯に浸かりながら、考えてみよう、と。
雨が上がって晴れたとはいえ、風もかなり強い上、最高気温13°の寒さですからね。

ほかほかになったところで、輪島塗会館を目指して歩き始めました。
もう朝市通りは2日間で5回ぐらいは行ったり来たりして歩いているので、
違う道を歩いていると……



「漆アウトレット遊庵」というのぼりが目に飛び込んできました。





おもしろそうですね。入ってみましょう。
松本石太郎漆工房。



これまで見てきたお店とちょっと違って、アウトレットの扱いもあるのです。







欲しいと思えるようなものがたくさん並んでいます。
食品サンプルが置いてあるのも、このギャラリーで初めて見ました。
アウトレットの説明もいろいろ伺って、
例えば、ほんのちょっとした欠けだったり、
百貨店などに卸す場合、数が揃わず、端物となったものだったり。
いずれにしても、私が単品で買うには、全く問題がありません。



入ってすぐ、これは買いたい!と思ったものは「フシ有」とありますが、
その部分を見せてもらっても、素人には分からないほどのもの。買いましょう!





直径19cmほどで、いろいろ使えそうな大きさです。
ほかの店ではこのサイズがなかなか見つからず、購入即決。



ふくら椀も、欲しいと思っていたイメージと一致。汁物用。





アウトレットなので、同じシリーズで揃えることは期待していません。





飯椀は、すっとした形の、こちらにしました。こちらも端物で現品限り。



ほかの作家さんのもので、サインが入っています。

小鉢や小皿として使えるものも、やはり欲しいですね。



これ、いいですね。気に入りました。



サイン入り。

計4点購入しました。



いくらだったか、気になりますか。
今回、価格はあまり気にせずに、長く使える、
とにかく気に入ったものを買おうと決めていました。
アウトレット遊庵にたどり着く前にチェックした感触では、
買ってもいいと思った汁椀や飯椀は15000円ぐらいでした。
閉まってしまっていたお店では、今回買ったフリーボウルのようなサイズの器が
17000円で、それを買おうとほぼ決めていました。
だいたい、そんな相場です。7~8万円ぐらいは使ってもいいと思っていました。



じゃ~ん。全部公開。
右の二つは、元の価格設定が高い気がしないでもないですが、
いずれにしても、端物という理由などでアウトレットとして安く買うことができたわけです。
合計で49100円。少しは安くしてくれるのかな~と心の中で思っていたら、
思いが通じたのか、47000円にしておきますよ、と。うふふ。
値切ったわけではないですよ~。
ということで、4点を計47000円で購入。とてもいい買い物ができました。



お箸ももらいました。上のものは塗り箸を作る際、何かの理由ではじかれたものを
菜箸として作ったそうです。捨ててしまうよりいいですよね。
一番下のお箸は、前日にお寿司屋さんでもらったもの。
輪島では、何かとお箸を観光客に渡しているようです。観光客向けのパンフレットに、
これを見せるとお箸プレゼントというお店がいくつも掲載されていました。

お箸といえば。





大本山總持寺祖院(能登總持寺となっていますが)と、鶴見の大本山總持寺のお箸が揃いました。

ということで、一発逆転サヨナラホームランのようなことが起こって、
お気に入りの輪島塗の器を手に入れることができました。

自分の記録用も兼ねて書き綴っているため、長くなってしまいましたー。
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輪島の朝市、大雨⇒晴れ。キリコ会館もいいね。

2023-04-08 23:08:53 | たび<国内>
輪島滞在2日目。この日のミッションは輪島塗の器を手に入れること。
まずは、宿で朝食をいただきます。
宿は輪島駅前と朝市通りの中間地点にあり、便利な立地なので決めました。
朝食がおいしいとも聞いていたし。



お~!いい顔ぶれの朝食ですよ。





滑らかなお豆腐とおいしい味噌汁は、手触りがとてもいい輪島塗。こうでなくっちゃね。



大きな玉子焼きが二切れ。実は、私、外でいただく玉子焼きがあまり好きではありません。
自分好みの玉子焼きには、滅多にお目にかかることがないのです。
こちらの玉子焼きは、かなりかなり好みに近いものでした。
付け合わせのきゃらぶきと菜の花もバランス良く盛り付けられていました。



食べ始めてから、少し経って焼き立てで出てきたのが一夜干しのカレイ。
これまでに食べた宿の朝食の魚の中で、一番おいしかったかも。
旅館で出てくるアジの干物とか、食べづらいのに、身が少なかったりしますよね。
このカレイは、ちゃんと身があって、それにとても食べやすいんです。
朝食後、とてもおいしかったし、食べやすかったです、と宿の人に伝えたら、
切れ目を入れてあるから、食べやすいんですよ~と教えてくれました。
真ん中に切れ目を入れて焼くと、食べる時にバラバラにならず、食べやすいそうです。へぇ~!

さて、輪島の朝市へ。朝起きた時には雨が止んでいたのに、出かける時には雨!!
それもかなり降っていました。でも、早めの時間に朝市へ行っておきたかったので、
雨の中、出かけましたよ。さすがに歩いている人は少なく、
朝市のおばさんたちも、雨だからオマケしておくよ~、買って行って~と、呼び込みが!
雨だと、ゆっくり商品とか見る気がしないんですよね~。ほぼ素通り。
輪島塗のお店も一応、チェック。
前日に、たくさんの工房の商品が並ぶ輪島塗会館で下見をしておいたので、比較してみたり。
雨だった上、最高気温が13°という寒さで、喫茶店に避難してみたり。
そのうち、雨も上がり、まずは宿に戻ってチェックアウト。



ふっふっふーーー、ついに青空が!おっはよー、太陽!



やっと、写真を撮る気になりました。一応、ね。





ちょっと閑散としています。出店も意外と少なくて。
観光客はなかなか戻ってこないと、輪島塗のお店の人が言っていました。
そもそも輪島は遠いんですよ、金沢からはバスで、時間もかかるし、と。
私が東京から来たというと、あ、東京は近いんです、ですって。なるほど。
確かに。輪島は奥能登と呼ばれるように、地図で見てみると、奥のほうに位置します。





宿の朝食で本当においしいカレイを食べてかなり満足したので、
朝市で魚は買わなくていいと思っていましたが、こちらの一夜干しの朝食セットが魅力的。
カレイ3尾、フグ3尾(2尾はしょうゆ)、サバ2尾で1000円です。
これは買ってみようかな。オマケでめばるも付けてくれましたよ。
これで、勢いついて。



輪島名物のえがらまんじゅうと、ういろも。





こちらのおばちゃんからは、ミョウガの漬け物200円、この先では白菜漬けを100円で。



買った漬け物2種。早速、つまんでみました。おいしいに決まっているでしょ~。



バブル時代に建てられたような、朝市通りでは違和感ありありの建物、
おばちゃんに聞いてみたら、美術館だったそうです。今や、廃墟と化しています。





キリコ会館へも行ってみました。夏のお祭りの時に繰り出すキリコ。
キリコは出番が終わると解体して保管するそうですが、キリコ会館へ来れば、
勇壮なキリコの姿を見ることができます。





3階の展望室からは海も見えました。



道を歩いていると、こんな街灯が立っていますが、キリコ会館へ行ってから初めて
これがキリコであることが分かりました。

さて、本題の輪島塗のお話。意外なところに落とし穴があり、
一時はどうなるかと思いましたが、最終的には、一発逆転サヨナラホームランのようなことが起こり、
とてもいい買い物ができました。詳しくは、次回。
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