大本山總持寺祖院（輪島）へ行って感動！精進料理もおいしい！

輪島の門前町にある大本山總持寺祖院に行ってきました。
坐禅会で鶴見の大本山總持寺で参禅して以来、
祖院にもぜひ行ってみたいと思っていたんです。
参禅したのはいつのことかと調べてみたら、2006年の夏でした（これとこれとこれ）。
読み返してみると、あ～、そんなこともありましたね～。
とにかく暑くて、じめじめしていて、大変だったんですよ。

行こうと決めたのは、ANAがセールをやっていたから。
能登空港まで安く飛べることが分かり、即決。
輪島へ行く目的は2つ。總持寺祖院へ行くことと、輪島塗の器を買うこと。
まずは、總持寺祖院が最優先です。空港から乗り合いタクシーで向かいます。
あのあたりは公共交通がほぼない状態で不便なんです。
タクシーに乗らない種族の私としては悔しいですが、それしか方法がないから仕方なし。1300円。



こちらから入ります。



山門より手前に経蔵がありました。
今回の旅では、しっかり雨が降っています。全く止みそうにない雨。







こんなものあったよ。



昭和7（1932）年に再建された山門。堂々としたお姿です。



左が大祖堂：だいそどう（法堂：はっとう）、右の建物は仏殿。



僧堂（坐禅堂）。



坐禅堂の中に入ることはできません。残念。
懐かしい、坐禅堂のにおいがしました。





美しい雲版（うんぱん）。食事の合図などに使います。

さて、予約しておいた精進料理（点心：てんじん＝昼食）をいただきましょう！



早めに行ったので、別室でお茶を飲んで待ちます。
間もなく部屋に案内され、料理を前にして……





箸袋の裏にある五観の偈（ごかんのげ）を、
案内してくださった修行僧の方々（2人）と一緒に唱えます。
五観の偈は、家で夕食を食べる時、いつも唱えていますが、修行僧の方々と一緒に唱えるのは
とてもありがたい気がしました。
この箸袋を見て、あ、そうそう！と思い出しました。このお箸、いただけるんですよ。
坐禅会でいくつものお寺に行ってもらったお箸がありますよ。



本膳。煮物、胡麻豆腐、もずくなど並びますが、
右上の葛をつけていただく、右中の胡麻だれが感動的においしかったです。
煮物のシイタケは肉厚で、お出汁がよくしみ込んでいました。



二の膳。本膳だけでも頼めますが（3000円）、せっかくわざわざ行くのだからと、
二の膳付きにしました（＋1000円で、4000円）。
天ぷらは、山菜、肉厚で大きなシイタケ、ナス、カボチャ。
左上は、もっちもちのお麩のような。お汁は海藻入り。

鶴見の總持寺とは位置付けが違いますが、こちらでは現在、修行僧は3人のみ。
規模からすると、15人ぐらいはいてもよさそうですが。
こちらのお寺に限らず、修行僧が減っているとのこと。

びっくりしたのは、修行中に肉もたまに食べると言っていたこと。
以前は厳格に肉や魚は食べず、精進料理だったものの、
最近は変化しているようです。

總持寺祖院について、近くにある禅の里交流館で詳しく知ることができます。
親切にも係の方が丁寧に説明してくださいました。
ここで説明すると長ーーーくなってしまうので、割愛。
簡単に言うと、700年前に瑩山（けいざん）禅師が總持寺を開き、全国に末寺が1万6千まで増えたものの、
明治31年に大火により大部分を焼失。その後、都市で布教伝道するべく横浜の鶴見へ
（永平寺は修行道場として、開山以来、山深い福井に留まっています）。
こちらは祖院として再建。
いずれにしても、大本山永平寺と並んで重要な曹洞宗のお寺です。

長くなってきましたが、もう少しお付き合いを。



1日6本しかない輪島駅前行きのバスに乗って、輪島中心へ。
ちなみに、以前走っていた鉄道は廃線となっていますが、輪島駅前と呼ばれています。
宿泊する場所から近いお寿司屋さんで能登丼を。2860円。奮発していますよ～。
能登丼は、能登産の海産物を、能登産の器に盛り込んだもの。







さより、めばる、桜鯛、ふぐ、穴子、カニとカニ味噌、イカ、玉子などなど。



のせ忘れました、と、エビが別皿で登場。ちょっと笑えますね。
カニ味噌、来ちゃいましたね。苦手なんですけど。
でも、単なるカニ味噌ではなく、自家製で、味噌と合えたカニ味噌。
おいしくいただきました。

しかし、雨、雨、雨。

ご近所中華ランチ「イナヤ」。海老チリ5尾。いいぞ。

千歳烏山には中華のお店がいくつかあります。
料理の鉄人に登場した有名店から、地道に長年頑張って続けている
台湾人がやっているお店、地元の町中華、
わりと最近できた中国人がやっているお店などなど。
でも、結局はだいたい行く店は2～3軒で決まって来るんですよね。
ただし、1軒、気になっていても、かなり狭いお店ということもあって
なかなか行く機会がなかったのが「178／イナヤ」。



烏山の郵便局近くにあります。



ランチメニューはシンプル。海老チリが食べたいと思っていました。
海老チリといえば、前の前の会社の健保組合が経営する激安中華の海老チリが
私にとっては一番で、それ以上のものは存在しないと分かっているので
あまり注文することはありません。
それ以上のものは存在しない、とは大げさな言い方ですが、
コスパという意味も当然、含まれています。
初めて行った時は250円でした。それ以降、値上げが2回ほどあり、
最後に行った2016年は420円でした（こちら参照）。
懐かしいですね～。懐かしすぎる。



でも、評判のいいこのお店なら、いいかも、と思って注文。



一見、海老が少なそうに見えますが、大きなぷりっぷりの海老が5尾も入っていました。
ちょっと辛めのチリソースも、かなりレベル高し。いいぞ。



スープも手抜きしていません。

いいお店だと思いました。

蔵前＆神保町散策。「結わえる」の寝かせ玄米ランチ～TAKANO～さぼうる

最近、しっかりがっつり本気で部屋の片づけを進めています。
どれぐらい本気かというと、底からひっくり返す、
隅々まで、くまなくチェックする、そんな感じです。
「やる気スイッチ」が入っているので、かなりすごいですよ。
でも、たまには息抜きを入れようと、蔵前散策へ出かけました。
行きたい店があったんです。



都営浅草線蔵前駅の近くを歩き始めたら、えっ、もう！？
ジャスミンのいい匂いが漂っていたのですよ。



花が咲き始めていましたが、ちょっと早いのでは？？？
桜の開花も早くなっているし、当然かもしれませんね。でも、気候変動が怖いです。



せっかく蔵前まで行くので、YUWAERU（結わえる）という自然食のお店でランチ。
土曜日だったからか、行列ができていました。待ちは7組ほど。



刺身付き、メインが魚か鶏の唐揚げか選べる結わえる御膳1700円。ちょっと高いかな。





魚は赤鯖と言っていました。小さっ！熱々でもなかったし。



お惣菜いろいろ。



具沢山の呉汁。



こちらが、こだわりの寝かせ玄米。玄米に雑穀や豆を入れて圧力釜で炊き、
数日保温して寝かせることでもちもち食感にした玄米だそうです。
確かに、これまで食べたことがないもちもち感でした。



最後に杏仁豆腐が出てきました。
寝かせ玄米が売りのお店ですが、私は玄米を食べないので、まあ、一度行けば満足です。
でも、この寝かせ玄米、人気のようで、そういえば、なんですが、近所の雑貨屋さんで売っているし、
スーパーのシミズヤでも並んでいました（パック入り）。気が付かなかったな～。

本来のお目当てだったお店へも行きましたが、
全くの期待外れの対応だったので、がっかりです。日本茶を買おうと思ったんですけどね。
何も買わずに退散。



蔵前へはほとんど行くことがありませんが、今や人気タウンなんですね。
たくさんの人が散策していて、行列ができているお店が5つも6つもありましたよ。
へぇ～、びっくり。
帰り道、神保町へ。1日乗車券を買っているので、都営線は乗り降り自由です。





1974年に東京で初めて紅茶専門店としてオープンしたTEA HOUSE TAKANOへ。
セイロンティーのウバをミルクティーでいただきました。
紅茶好きが集まるTAKANO、店内はシンプルな作りですが、落ち着ける空間です。
神保町だけあって、本を読んでいるお客さんが多いんですよ。



すずらん通りを歩いていたら、帯津先生発見！
著書の中で揚子江菜館を紹介しているようですね。



昔から、この看板でおなじみの揚子江菜館は、冷やし中華の元祖のお店。
一度だけ食べに来たことがあります。



久しぶりに神保町へ来たことだし、喫茶店のはしごをしちゃいましょう！
さぼうるで、いちごジュース。いちごの季節だし、これに限る！んですよ。



落書きも、さぼうるならでは。



いつ来ても好きだな～。

息抜きもできたことだし、さあ！また部屋の片づけを進めましょう！

八幡山のルポーゼ すぎ50周年でホットケーキ50円！

今日、すごいことがありました。
いつもの太極拳は、部屋が取れなかったということでお休み。
たま～にあります。利用者が増えているということですね。
ただ、コロナ感染者数は最近、また増えています。
みんなすっかり油断してぶり返して、GWあたりに第9派が来るとか来ないとか。
勝手な想像ですが。

お昼には、また三軒茶屋まで出かけて、
テンプル大学の日本語クラスに参加しました。
このところ立て続けに参加していて、あと2回予定されています。
毎回いろいろ発見があって楽しいんですよ。

先週参加した時には、
日本のアニメや漫画の輸出と翻訳について
調べたり、日本人にインタビューしたりしたものをまとめて発表した学生がいたのですが、
その中で、英語に翻訳されたアニメのポケモンの一部を紹介しました。
日本らしく、おにぎりを食べている場面で、
なんと！おにぎりがドーナッツと訳されていたのです。
これにはびっくり！
それについて、2人の日本人に聞いたところ、
1人は、明らかに間違っているので、せめてrice ballにしたほうがいい、
一方、もう1人は、全体の内容に影響しないから気にしない、と。
日本文化を全く知らない人も見るわけなので、勘違いされないように
極力正しく訳されたほうがいいとは思いますが、
アニメも漫画もとても短い表現で話が進んでいくことも多く、
注釈をつけていたら話が進まない、
とはいえ、短い表現で正しく伝えることも難しい、ですよね。

合唱団のボランティア企画の練習もありました。
あわてて、練習会場がある経堂へ移動。
練習後、経堂から家へ帰るのに、どうしようか～。
バス1本だけ、電車1本だけでは帰れない、ちょっと不便な場所なんです。
経堂駅前のバス停あたりを歩いていたら、八幡山駅行きのバスを発見。
全然乗ったことがないルートだし、おもしろそうと思って乗車。

八幡山駅まで。八幡山といえば、「ルポーゼ すぎ」があるな～。
もう何年も行っていないな～。ベーコンエッグトーストがおいしいから
久しぶりに食べてもいいかな～、でも、夕食には早いかな～、
と、お店に近づいて行ったら。



えっ！？花がある！50周年！ですってよ～。



なんと、偶然にも今日4月4日で50周年を迎え、
4日と5日、ホットケーキが1枚50円ですって！！
なんたる偶然。我ながら、すごいタイミング。
これは入るしかないですね。ちょうど席も空いていました。



ダージリン570円。センスのいいカップはノリタケです。



確かに、1973年と書いてありますね。



来ました～、ホットケーキ2枚。銅板で焼くホットケーキは有名なんです。
美しく、すべすべのお肌。



かなり厚いですよ。
付いてくるのはバターではなくマーガリン。ちょっとなんですが、昭和の味でしょう、
実は、マーガリンの塩加減が絶妙で、そこは好き。
本物の？メープルシロップは出てこなくて、かなり薄目のシロップが来て、
そこもちょっと物足りないんですけどね。それはそれとして。

このお店の人たち、動きがとてもいいんです。
目配り、気配りもできているし、お皿を下げるタイミングもよく、
キビキビして、見ていてとても気持ちいい、
居心地のいい空間を作っています。

それにしても～。
もう何年も行っていなかったのに、この絶妙なタイミングで再び巡り合い、
本当に私、すごい！と思いましたね～。
でも、ベーコンエッグトーストと、もう一つ好きなメニューの
エビとホタテのピラフをまた食べに行くという課題が
新たにできてしまいました。近々再訪します。

ホーリーバジルかわいい芽が出てきた～

4月2日の日曜日は記事UPしていませんが、
なぜかいつもの倍ぐらいの方が訪問してくださったようです。
理由は謎ですが、たくさんの方に見ていただくのはありがたいことです。
ようこそ～。
数は全く気にしていませんが、励みにはなりますね。

さて、何カ月も枯れたままで放置状態だったホーリーバジル、
種を採取しました。
気になってはいたのですが、細かい作業で、面倒なんですよ。



かなり前にインド哲学の勉強会で苗をもらって、
種を取りながら（時に、勝手に出てきて）長年育てています。

去年後半はいつになく、たくさん育っていました。
実は、一緒に育てていたミニバラは、突然枯れてしまいました。
ベランダに物を置くことができない状態が何カ月か続いて、
部屋の中に入れていたところ、枯れてしまったのです。
あれほど、何度もきれいな花を楽しませてくれたのに～。
残念です。

ホーリーバジルの種はとても小さくて、
枯れた穂先から地道に少しずつ取っていきます。



新聞紙を広げて、ひたすら取り続け、まとめてみるとこんな感じ。
早速、まいておきました。



かわいい！芽が出てきましたよ。





なんだか、とてもいとおしいですね。
毎日観察しながら、大きくな～れ～と、水やり。

「タモリ倶楽部」が終わってしまって悲しい……

例の税還付、早速振り込まれていましたよ。
うれしくて、3万円下ろしちゃいました。
ドラえもん財布？に入れ、さーっと好きなように使う予定。
気兼ねなく使えるお金として。

このところ、ずーっと、貧乏性から抜け出す練習中なので
ちょうどいいタイミングです。
実は、このネタで書こうと思いつつ、優先順位の問題で負けてしまって
まだきちんと書けていません。そのうち、ですね。

さて、今回の本題。
大好きだった、もしかすると一番好きなテレビ番組と言ってもいいかもしれない
「タモリ倶楽部」が終わってしまいました。
40年続いたそうです。
私が「タモリ倶楽部」の存在を知ったのは1990年代の途中か後半のころ
だったかと思います。
会社の同僚が教えてくれて、特に「空耳アワー」が面白いと。
確か、クイーンの曲も登場していました。

当時、いわゆるバラエティー番組はほとんど見ていなくて、
その後も、「タモリ倶楽部」をきっちり毎週、継続的に見ていたかというと、
それほど見ていなかった気もします。
でも、いつの間にか、すっかりハマってしまって、
あの、ゆる～い感じ、あの、時にハチャメチャな内容、
あの、ほかの番組では絶対やらないようなテーマ、
いつも奇想天外でした。
タモリだから特別に、普通なら入れないところへ
どれだけ足を踏み入れたことか。
特に、鉄道関係はすごかったですね。
最近では、東海道新幹線のドクターイエローに乗車。
あり得ないですよね。ずるいーーー！って、いつも思っていましたよ。

ネットでも話題になっています。
こちらとこちら（やがて、リンクは切れてしまうとは思いますが）参照。

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予定では3品作るはずだったが、収録が盛り上がり、2品に。
タモリは「タモリ倶楽部、全部収録を大爆笑のうちに終了」と笑いながら
「予定としては、ここでホロリとするようなあいさつが入るんですが、台無し（笑）。
40年間、本当にありがとうございました。
みなさま方の支持のおかげで、ここまでくることができました。
感謝しています。お疲れ様でした」とあいさつした。

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最後まで気負った感じが全くなく、本当に楽しく番組を作っていたのが
よく伝わってきますね。
今後、これほどの番組が出てくるとは思えません。
タモリは本当に稀有な存在です。

番組終了は、本当に残念で、悲しいです。寂しいです。