虹色仮面 通信

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ハチロク復活?

2009-10-13 07:56:28 | 乗り物
昨日に続いて、クルマの話題。

今月23日から始まる東京モーターショーで、トヨタ自動車はスバル(富士重工)と共同開発してきたスポーツ(コンセプト)モデルを発表する。

そのクルマの名は「FT-86コンセプト」

その名から想像がつくように、かつて大人気を博したAE86(注1、通称ハチロク、カローラ・レビン&スプリンター・トレノ)の復活を期待させるモデルで、久々の小型FRスポーツのコンセプトの登場を期待させる。

特徴は、ドライバーがコントロールしやすい適度なサイズ(全長4160mm×全幅1760mm×全高1260mm、ホイールベース2570mm)と、新時代のスポーツカーにふさわしい、2リッターNAエンジンを組み合わせたことだ。
もちろん、車重も軽く仕上がっているようだ。

今の段階では、コンセプト(プロトタイプ)カーだが、完成度は高く、今回の東京モーターショー等の反響をみながらリファインし、生産段階へ向けて開発を進めていくものと思われる。

注目のエンジンは、スバルの技術を駆使した低重心の水平対向式(ボクサー)を採用。
トヨタと資本関係があるスバルとの協力体制が具体的になりつつあることを窺わせる。

登場は2011年の予定だとか。
ホンダのハイブリッドスポーツ「CR-Z」との比較も興味深いところだ。

注1、AE86(通称ハチロク)は軽量・コンパクトなFR(後輪駆動)乗用車。後年「頭文字(イニシャル)D」という漫画で、人気に火がついた名車の一つである。

写真:FT-86コンセプト(F:富士重工、T:トヨタの略か?)