虹色仮面 通信

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健康寿命の確認

2011-10-08 08:57:26 | 健康
日本人の平均寿命は世界トップレベルで、いまや男女とも人生80年時代を迎え、女性は90歳に迫ろうかという勢いで、毎年少しずつ平均寿命が延びています。

さて「健康寿命」という言葉を聞いたことはありますか?
ちょっと健康に関する知識がある方は、すでに知っているかと思いますが、元気で自立して生活できる期間を指し、近年ではこの「健康寿命」を延ばそうという考え方が広まりつつあります。

厚生労働省の国民生活基礎調査で、要支援や要介護状態になった約2割の人は、関節疾患や骨折・転倒が原因という結果が得られています。
運動器の障害によって生活の自立度が低下した状態や、要介護になるリスクが高い状態を、日本整形外科学会では「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、略称ロコモ)」と称し、健康寿命の根幹を成す運動器の健康に注意を促すキーワードにしているのです。

ロコモの判定の目安となる7つのチェック項目
1、片脚立ちで靴下が履けない
2、家の中で躓いたり滑ったりする
3、階段を上るのに手すりが必要
4、青信号で横断歩道を渡りきれない
5、15分続けて歩けない
6、約2kgの買物袋を家まで持ち帰るのが困難
7、掃除機掛けなどやや重い仕事が困難

これら7つの項目で、1つでも当てはまれば要注意です。
特に加齢に伴って、関節の痛み、とりわけ「ひざ」や「腰」の痛みに悩まされる人がとても多いのです。

そこで10日(体育の日)は、そのような関節の痛み(とくにひざ痛)に悩まされないように、あらかじめ取り組める簡単トレーニングをご紹介します。

ps、今日、10月8日は日本整形外科学会が制定した「骨と関節の日」です。