虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

○と×

2015-12-03 06:03:13 | 乗り物
10時間半のドライブを満喫し、クルマを返却しました。
この日は時より強い雨が降るコンディションでしたので、ボディは結構汚れちゃいました。

この充実のロングドライブで感じた「○と×」について触れてみます。

「○」
ディーゼルらしいトルクの厚さ=ちょっと良い(高い)クルマに乗っている感覚になれる。
燃費の良さ=燃料価格の安さも含めて、財布にやさしい。
オルガン式ペダル(画像)=普通の吊り下げ式よりコストはかかるが、長距離ドライブでの疲れにくさは明らか。
ドライビングポジション=こだわりを感じる設計。オフセット感が極めて少ない。
ハンドリングの確かさ=重いディーゼルエンジン車とは思えない素直さ。とくにリアサスペンションの働きが良い。簡易な作りのトーションビーム式とは思えない的確な動きをする。
6速AT=変速ショックが少ないだけでなく、マニュアルモードではMTのようなダイレクトなフィーリングもある。トルクの美味しいところを拾う特性もNICE。
電子制御4WDの性能=シャーベット路面でのトラクションはGOOD。4WDのデメリットはほとんど感じない。

「×」
DPF再生の頻度=せめて300~400㎞毎にしてほしい。将来は改善されることを期待。
DPF再生時の燃費悪化=クリーンディーゼルの構造上、やむを得ないけど…。
バックドアの内貼り=リアハッチドアの窓の周りに内貼りがない(鉄板=ボディ色のまま、ルームミラーで見えてしまう)。これはプレミアム感を阻害している。
ヘッドライトの暗さ=ハロゲンヘッドライトは明るさが足りない。最近のキセノンやLEDが明る過ぎるのだろうが。
初期制動=ブレーキの踏み始めがやや甘いような気がした。効き自体は問題ないです。
車両価格が高い=200万円は国産コンパクトの価格帯ではない。それだけの価値はあるのだけど…。
メンテナンス費用=今回のドライブでは感じられないことだが、オイル交換時の費用などメンテナンスコストが嵩みがち。

得点にしたら92点。
残りの8点は、今後の改善(年次改良等)で期待したい部分。

最近のマツダなら、充分に改善できると思う。
それだけの勢いと、期待に背かない心意気が、今のマツダにはある。

ps、今度はCX-3のロングドライブしてみたいなぁ。