モータージャーナリストの三本和彦氏が今月16日に、東京都内で死去しました。
享年91歳。
三本さんといえば、元々は東京新聞の写真記者で、その後フリーになり自動車評論の世界に。
「新車情報」のキャスターとして、長らく活躍しました。
ユーザー視点に立った評論は(当たり前ではありますが)素晴らしかったです。
その代わりに、番組に出演するメーカーの主査などが困惑するのも、この番組のお馴染みでした。
「不躾な番組ですが…」と言って、ズケズケと突っ込む姿勢は、ジャーナリズムとしての気概も感じられました。
昭和初期(戦前)生まれの方に共通する「強さ」も感じました。
そして、言いっぱなしではなく、いつも対案を出していたのも好印象でしたね。
ただの辛口評論とは一口異なる、芯の通ったスタイルでした。
三本さんが指摘したいくつかのアイディアはその後、世に出るクルマに取り入れられたそうです。
今はメーカーに忖度する(ゴマをする)ジャーナリストが多く、甚だ辟易しますが、そうしないと生き残っていけないのでしょう。
趣味でジャーナリストをしているのではなく、生活がかかっているから仕方がないですけど…。
今こそ、そういう気概の持ったジャーナリストが必要なんですけどね。
ジャーナリズムに限った話じゃないけど。
あの世から、日本の自動車界に「喝」を入れてほしいですね。
自動車業界の中にも、それを望んでいる人もいると思いますよ!
今までありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
享年91歳。
三本さんといえば、元々は東京新聞の写真記者で、その後フリーになり自動車評論の世界に。
「新車情報」のキャスターとして、長らく活躍しました。
ユーザー視点に立った評論は(当たり前ではありますが)素晴らしかったです。
その代わりに、番組に出演するメーカーの主査などが困惑するのも、この番組のお馴染みでした。
「不躾な番組ですが…」と言って、ズケズケと突っ込む姿勢は、ジャーナリズムとしての気概も感じられました。
昭和初期(戦前)生まれの方に共通する「強さ」も感じました。
そして、言いっぱなしではなく、いつも対案を出していたのも好印象でしたね。
ただの辛口評論とは一口異なる、芯の通ったスタイルでした。
三本さんが指摘したいくつかのアイディアはその後、世に出るクルマに取り入れられたそうです。
今はメーカーに忖度する(ゴマをする)ジャーナリストが多く、甚だ辟易しますが、そうしないと生き残っていけないのでしょう。
趣味でジャーナリストをしているのではなく、生活がかかっているから仕方がないですけど…。
今こそ、そういう気概の持ったジャーナリストが必要なんですけどね。
ジャーナリズムに限った話じゃないけど。
あの世から、日本の自動車界に「喝」を入れてほしいですね。
自動車業界の中にも、それを望んでいる人もいると思いますよ!
今までありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。