ポンコツ極まりない！

暦の上ではゴールデンウィーク真っ只中ですが、今年は特殊な状況のため、いつものような雰囲気ではない。

私事ではありますが、通常この時期は5月下旬～6月上旬の運動会へ向けた走り方指導などの運動指導で忙しく、1日に3～4本の指導を掛け持ちすることも普通にあります。
しかし、今年は学校は3月から休みのままで、再開も延期されそうな公算が高まってきた。
さすがに、お子さんも親御さんもストレスがたまり、先月20日頃から運動指導を少しずつではありますが、お願いされることも増えてはきました。
とはいえ、通常のこの時期の15％程度に過ぎません。

学校の再開が大幅に遅れそうになったことで、春の運動会もほとんどの学校で見送られ、中高生の各種競技会（インターハイなど）も中止が決まってきています。
今まで練習してきた成果を発揮する場がなくなったのは、やむを得ないとはいえ、不憫でなりません。

そんな先行き不透明な状況ですが、毎日暇を持て余している人たちが国会中継をテレビで見たり、ラジオで聞いたりする機会が増えているそうです。
普段なかなか目にする機会もないですから、いいことでしょうね。
実際に国会での審議を見てみると、現政権の脆弱さが白日の下に明らかになり、改めて「こんな連中にこの国を任せていいのか？」という疑問がよぎった方も多かったと何かの記事で読みました。
そうなんですよ！あの人たちはホントにヤバいんですよ！

一例として…
先月29日の参議院予算委員会で、森ゆうこ議員から「感染状況が（緊急事態宣言の解除や延長を判断する）ひとつの要素だって、さっき言っていましたけど、一体どれくらいなんですか？一体どれくらいの国民が感染しているんですか？このコロナウイルスに。いま現在」と質問を受けた安倍晋三首相。
ここは新型コロナウイルス対策費を盛り込んだ補正予算案を審議している予算委員会の場である。
安倍首相は即答できず、1分以上も答えなかった（答えられなかった）のだ。
挙句の果てに「事前通告」がなかったことを批判する始末（文句を言うお粗末さ）。
そればかりか、他の閣僚も振られたらヤバいと感じたのか、キョロキョロして狼狽える様子が放送されていた。
何とも異様な光景である。

明確な人数ではなくても、およそ14000人とか答えられないという事実。
まったく当事者意識がなく、無責任であるのを公言したのと同じである。
これではコロナウイルスにより亡くなった方々も報われない。

また時事通信では「安倍首相のGW様変わり 外遊・静養なし」という記事が載っていた。
詳細　https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050100935&g=pol
表題からツッコミどころ満載の記事である。

こんなときなんだから、首相自らが陣頭指揮を執るのは当たり前だろ！
総理大臣なんでしょ？
ポンコツであっても立場上はそうなんだよね？
GWだから休みたいのなら、総理大臣はもとより国会議員もやめろ。
そして、おバカな嫁さんと一緒に観光でも行けって。
また首相周辺や官邸関係者から、こんなコメントが聞かれるって間抜け極まりないぞ！

ホントに呆れてしまうことばかりだ。
でも国難にまったくあてにならないことがいろんな角度から明らかになったのは、今回のコロナ騒動で得られた数少ない収穫なのかもしれない。
もっといろんなボロが出てきそうだなぁ。