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ターゲットの考え方

2010-04-29 02:17:29 | weblog



サクサクぱんだ。

表情が9種類あって

例えば「おじさくぱんだ」・・・

メタボを気にしているが食べるのが大好き。おやじギャグ好き。

というストーリーがちゃんとあるのです。



で、子供のお菓子じゃないの? いい歳をしてこんなものを?

私は日頃、日本の女性が好きな「小さくて可愛いもの」をよくリサーチします。

ターゲットは誰だろう?とか。コンセプトは?とか。

スーパーではそれによって陳列場所をチェンジするだけで売れ行きが変わるようです。



で、レストランの立ち上げ企画でも商品開発でも

ターゲットを決定していく時、

少し困ることがよく起こります。



ターゲットは「ファミリー」・・・などと設定する人って多いんです。

で、「ファミリー」などというターゲットは存在しないと考えています。

たとえファミリーレストランであっても、

ターゲットはファミリーじゃないです。

おじいちゃん、おばあちゃん、家族み~んなを連れてきてくれる

人は誰? ということなのです。



サクサクぱんだでも大人から子供まで広めてくれる火付け役は誰?

これがターゲット。



企画のオーガナイザーがここを間違えると

とても残念賞になってしまうものなのです。


コンセプトになるともっと厄介になるのです。

ここを説得するには

やはりロジカルが必要なわけです。



ただ、このロジカルを

こんなところで必要としていることほど

ナンセンスなことはないのです。



で、こんこんと説明し

相手が価値観の押しつけと捉えるようであれば

相手のことを、

責める必要などなく

ロジカルが伝えられない自分の力不足ととらえるのが

ごく自然なことのように思います。





で、裏がほとんどハニワなぱんだ。

前方後円墳の周囲にいたらなんか平和かも。


日本のお菓子ってすごく愉しいですね。


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