Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

情熱の国の香り

2010-04-30 21:29:52 | 



100%ブランデーで漬けたとても贅沢な梅酒。


2年ものです。


テスティングしたらトロ~っとした舌触りで美味しくてびっくりしました。


・・・お宝!


ブランデーって良い香りですね。





これは、スペインのブランデー「レパント LEPANTO」っていいます。


以前マドリッドの空港で購入しました。


ボトルにフェニキア語のXERES(セレス)の文字。


Jeres(ヘレス)の由来のようです。




ヘレス・・・イベリア半島の南端、アンダルシア地方。


英語名がシェリー。




で、スペインでヘレスといえばシェリー酒のことなのです。


つまり、このヘレスという場所で造られるワインだけをシェリーと言います。




ワインの醸造過程でブランデーを加えてシェリーになるのです。


で、ワインなのに何でブランデーを加えるか?


シェリーはフォーティファイド fortified(酒精強化ワイン)と言って


醸造過程でブランデーをえアルコール度数を高めるのです。




フォーティファイドには


スペインのシェリー

イタリアのマルサラワイン

ポルトガルのポートワイン

マディラワイン


があります。


お料理のソースに使われることも多いですね。


アルコール度数が高いので女性の方はご用心。




過去の歴史でヘレスはイギリスの攻撃を受け、


その際にシェリーを強奪されてしまいました。


だからイギリスの人はみんなシェリーが大好き。


あのビートルズもヘレス(シェリー)の大ファンで、


4人のサインが入ったシェリー樽が


歴史あるシェリー社


ウィリアム&ハンバートに保管されているそうです。



街中にそんな香りが漂う情熱の国を訪ねて


思いっきり熱くなりたい!と思うのは


最近の気候のせいでしょうか。



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進化し続ける

2010-04-30 00:47:40 | ふと思うこと



神戸の実家の庭でずっと母が育てていたナルコユリ。


父が持って行きなさいと株分けをしてくれて以来


わが家の春の庭には毎年静かにひっそりと。



その姿がとてもいいのです。


静かにひっそりと。


どうして、そんな葉かげにいるの?って言われても。


ここが好きで、自分にとって一番の場所だから。


そんな感じ。





陽が当たってて気持ちがいいよって言われても。


適材適所ってあるわけで、花の咲く時期だって違います。


植物と接しているととてもナチュラルに学びがあるのです。




人と自分は違います。


周囲の干渉で「自分」という軸がゆらぐ必要なんてないけれど、


時に軌道修正、見直しの時期も必要かな。




ずっと変わらずにいるということはすごいことだけど、


自分にはこれが一番だからと


スタイルを変えずにいるというのは


進化しないのです。




見直しをしてまた次なるステージへ進めば、


新しいステージが広すぎてブカブカだったりするけれど


戸惑ったり、悩んだりしながら、


いつか大きなステージも不思議なくらい自分サイズになる日が来ます。



4月でスタートをきった人多いと思います。


明日からいよいよ5月。


5月ってそういう見直しや軌道修正、気合の入れ直し、


そんな時期なのかもしれませんね。



朝起きて朝日に深呼吸し、


エネルギーを吸収する時、


自分の身体の周りにしっかり磁気を帯びたように


イメージコントロールしています。


これ結構いいですよ。



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