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ふと、ドイツに馳せる

2010-07-04 23:57:12 | ふと思うこと



ローゼンタールのティーカップ&ソーサーです。

以前、ドイツのハンブルグで購入したものです。


こういうチャイナウェアは縁取りや絵柄に金を蒔いてあるものが

高価とされますが、

私の価値はあまりそういうところにないようです。

最初に出会ったインスピレーションを大切にしています。

人も。

そういう出会いは何年たっても変わりません。





側面からみるとわかるのですが

ソーサーが少し深めになっています。

王室御用達だったマイセンほどじゃないけれど、

やはり影響を受けているのでしょうか。


マイセンのソーサーが深くなっているのは

昔、ドイツの王様がすごく猫舌だったため、

カップからソーサーに移し温度を調整して飲まれたと言われています。

その時代の名残りでしょうか。

昔のドイツのチャイナウェアのソーサーは

深いデザインになっていることが多いです。


2客購入したのですが、

ソーサーを一枚割ってしまいました。

日本で注文しようと思ったのですが、

ソーサーが日本仕様で平らなデザインなのです。

しかもカップがずれないよう

凹凸が施されており。。。なんとも残念なデザインでした。 

購入はやめ。



2客使うときは

ソーサーの代わりに布やコースターなどで色々アレンジしています。



ドイツ、再訪したい場所なのです。

あちらこちらに可愛いメルヘンなプチ屋台。

ソーセージ屋さんです。

みんな食べ歩きして。

シャウエッセンがドイツのソーセージだと思っていた私は

激ショックを受けることになります。

本当に美味しい。 

帰国後、懸命に探しましたが、

どんなに美味しいと言われても、

まだあの味には再会していません。


そしてリースリングの香り。

ドイツが誇るのは白ワインです。


そしてぜひ試してみたいのが

フェーダーバイサー。

発酵途中のワインで白濁した微炭酸だそうです。

葡萄収穫期にだけ味わえるそうで

フェーダーバイサーを街じゅうで楽しむお祭りがあるそうです。


葡萄の収穫期は忙しくてそんなことやってられないはずですが

そんな過程からすでにワインを楽しむところがすごい。

ワインの出来をみんなで祈る。

お祭りしながら。

過程をともに楽しんだ商品だからこそ

地域に根付いていくんじゃないかと思います。

こんなエネルギーには絶対にかなわない。


FU~、今日もお疲れ様でした。


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