パイナップルの寒天ゼリーを作りました。
卵豆腐の容器で作ります。
カットしたパイナップルの缶詰を並べて
お砂糖を混ぜあわせた寒天液を流し入れ
冷やし固めるだけ。
昭和の暑い夏、
冷菓として必ず登場したのがこの寒天。
今では寒天パウダーを溶かすだけ。
昔は赤と白の乾燥した棒寒天を母がお湯に入れていたのを思い出します。
透明の寒天の中にはみかんの缶詰が入っていて、
赤の寒天には何も入っていなかったけれど、
かき氷のいちごシロップ味でした。
夏の冷蔵庫が大好きで
よく開けてばかりで叱られました。
冷んやりとした空気のなか
アルミの容器で固められた寒天がじーっとしているのです。
指をそーっとのばして
ぶるンッと弾力を感じた瞬間
それはもう感動でした。
今の時代のスウィーツ作りのように手の込んだものじゃないけれど
何年経っても記憶に残るものです。
綺麗な断面にしばし
うっとりしてしまうのです。
ちなみに寒天。
食物繊維が豊富で腸に長くとどまってくれるそうです。
余分な糖質が脂肪に変わるのを抑えてくれるとのこと。
そういえば
トマト寒天がダイエットで流行ったことがありましたね。
トマトジュースを寒天で固めるというもの。
寒天はどうやら健康には間違いなく良さそうですね。
この夏、「寒天」を積極的に取り入れてみます。