息子を見送って・・・
帰ってくるまで息子の様子がまったくわからない、わけではなく、
今はその日の様子(写真)がネットに公開され、状況確認できる。
初日の夜。
無事キャンプ場に到着した様子、夕食作りの様子などを
携帯で見ながら 息子の名を呼び、
もっと大きな画面で息子を確認したいと
パソコンを開いては、写真を前にニヤニヤしてしまう。
気分は、アイドルのインスタグラムに興奮男子。 いいね、いいね。
キャンプ2日目の夜。
その日の様子が掲載されるのをいまかいまかと待ちわびる。
更新された!
・・・あれ? 息子の姿がない。
参加者の数だけ親が心配して見ているわけだから
息子中心ショットばかりではないだろうが、
体調不良など起こさず、プログラムにちゃんと参加しているのか・・・
出発前嫌だ嫌だと言っていたけれど、その頑固さで頑なに参加を拒んでいないか・・・
わからず、自宅でドキドキ、ハラハラ、ザワザワ。
写真で息子が確認できないからといって緊急連絡先に電話するのも
親の顔も見ず、声も聞けない状況下で頑張っている息子より情けなく思え、
ぐっと我慢。
「明日帰ってくる、明日帰ってくる・・・」念仏を唱える2日目の夜の長さよ。