第1289話 過度な期待

2016年07月29日 06時24分12秒 | Weblog

スーパーで すき焼きの割り下を買ったのだが、

開封寸前、目に飛び込んできた賞味期限の印字が

2016年1月とある。購入時には気づかなかったが、

半年以上も前のものが店頭に出ていた らしい。

 

地元のスーパーでなく、その日は出先のスーパーで購入。

晩御飯の支度を中断し、レシート記載の電話番号に連絡してみる。

購入ものが、半年以上前の賞味期限切れの商品であったことを伝えると、

商品名、購入価格、私の名前など問われ、「返金しますんで」と

陳謝の気持ちが感じられない。 電話だからかもしれない。

きちんとご対応いただくため 問われていないが、

いつ店に伺うのか事前にはっきり伝える。

きっと未開封の瓶を見れば、クレーマーではないことも伝わり、

店長も事の重大さに気づくことであろう。

 

精算のためだけに、再び来店。

未開封の割り下片手に今度こそ店長と話すんだと

「店長いらっしゃいますか?」と名前と用件を添える。

レジ打ちの女性が「あぁ、聞いてます」と言って、裸でお金を渡す。

私の来訪日をお伝えしていたにも関わらず、

この店の店長さんは出ていらっしゃらない・・・

半年以上前の商品を棚に置いていたことに対する謝罪も、

わざわざのご足労に対するお客様へのお詫びの気持ちもない。

 

商いを知る人間であれば・・・いや、私なら

駆けつけお詫びの言葉とご足労に対する謝罪の気持ち(品)をご用意し、

誠意を示しただろう。店長に期待しすぎたようである。

「消費税含めて483円です」 単なる代金を受け取った瞬間、

店内が曇って見えた。

 

 

 

 

 

 

 

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