第1378話 授業今昔物語

2016年11月13日 05時32分38秒 | Weblog

授業参観に行くと、

私が子どもの頃、つまり、昔 はこんな授業あったっけ? と思う。

 

「グループワーク ~ルールを守って、ゲームを楽しもう~」

先生の授業に勝手にタイトルをつけたが、流れはこう。(以下)

各班に分かれ、一枚の絵を色鉛筆で塗っていくのだが、

ルール1 指示カードが(均等に)あり、

ルール2 自分の持ちカードの指示を相手に(言葉で)伝え、

ルール3 指示に従って自分が持っている色鉛筆(個々の役割)で塗り、

全員で協力しながら指示通りの塗り絵を完成させる というもの。

 

参観は、各班 絵を完成させ、

あっているかどうか チェックするところまで。

その先に、振り返りカードというものがあり、

グループワークを終えてどうだったか、これからどうしたらいいか

考える授業があるのだが、参加できない立場で勝手に想像すると、

人の話をちゃんと聞けたか、

自分の指示(思い)を言葉できちんと伝えたか、

それぞれ個々に大切な存在で、

みんなで協力しないとできない 互いの存在があって成立できる

という体感なのだろう。

 

交流をはかることで・・・いじめ対策?

偏ったグループだけでなく、色々な人と話せるような仕掛け?

そんなうがった見方をしてしまう私。

教室内だけではない。 NHKの教育番組を見ても、

相手に自分の気持ちをどう伝えればよいのか、(バーバルコミュニケーション)

こんな時相手はどう思っているか、(ノンバーバルコミュニケーション)

番組が目立つ。

日々の生活や交友関係の中で培われていたものが、

今やここから教えないといけないのかと驚いた記憶がある。

 

昔は教科の授業がもっとやさしかった気がするが、

その反面、もっと高度な道徳の授業展開だった(あくまで個人的解釈)が、

今、教科の授業は難しく、進行も早い気がするが、

その反面、道徳・生活レベルが下がっているような印象を受ける。

 昔、休憩時間や放課後に学べていたことが、

今、授業内に組み込まなくてはいけなくなって・・・

これじゃあ授業時間が足らない状況に陥るだろう。

ということで?

私が子どもの頃そうであったように 土曜日、短縮授業の復活を(笑)


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