アンデルセン童話集(第3995・3996話)
原語で読むと、印象が違うんだろうな。
次は母語で 初・小川未明。
日本語(音)が美しい・・・
「赤いろうそくと人魚」
雑にまとめると、「金、金、金!」
たったひとりの従業員
(物語でいえば、老夫婦)の行いが
会社全体(宮から町まで)のイメージに
直結(衰退・没落)する みたいな。
どうして? 日本人代表として
人魚の子を託されたお爺さんとお婆さんが
いつしか金の亡者になる ショック。
解説に「人間のエゴイズム」と「異形の怨念」
とあるが、一読で忘れられない 名作の証。
「野ばら」
国境を守る 大きな国の老兵士と
すこし小さな国の青年兵士の交流。
ひとりひとりの思いを
吹き飛ばしてしまう国の思惑(戦争)。
物語の中に 将棋が登場。
日本の童話 感。
アンデルセンに 小川未明ほか
童話は かなしいものが多く、
一度に多読するより
忘れぬよう折々に間隔をあけて
読んだ方がいいかもしれない。
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