息子が 久しぶりにデュークが観たい
というので
夜神月・藤原竜也、Ｌ・松山ケンイチの
映画「DEATH NOTE（デスノート）」
前編・後編を 一気観。
被害者の、その家族の思いからすると、
月（ライト）の行為は・・・なだけに
理性を総動員して
正義とは？ 法とは？ を考える。
公開当時より SNS上での名もなき制裁が
増加傾向にある今、
人が人を裁くことのおそろしさをより感じる。
小学生の頃 デュークで笑っていた息子が
ライトとエルの頭脳戦を追いかけ、
鑑賞後、支持する？ しない？ 談義を
リビング展開できる成長が 嬉しい。
※ １１年後に、犯人逮捕のニュース。
犯罪者が語る犯行動機に真偽を知る由もなく、
真偽を知ったとしても かえらぬ命。
被害者と被害者家族の思いにみあう法は・・・
それでも、法によって裁かれる機会が絶えず、
残っていたことが せめてもの・・・。
私のサラリーマン人生（観察データ・３部作
第３０５８話～３０６０話）はいかがでしたか。
状況も思いも、刻々と変化いたしますので
今の私が 経験した中で 語ってみますと、
になりますでしょうか。
私は大学卒業後、新卒就職。
ずっと同じ会社に勤めておりますが、
ひとところにおりましても
ジョブローテーション（人事異動）で
様々な経験をさせていただき、
社内・外、
尊敬できる方、素敵な方を含め
色々な人に出会いました。
一言では語りつくせぬ方たちの
人間（の心理）模様が面白く・・・
「きれいはきたない。きたないはきれい。」
シェイクスピア著「マクベス」、魔女の言葉です。
この言葉が沁みますのも、
ここに至りますまでの たまものと存じます。
※ 第３０３９話・「マクベスの嫁」
今日も ダークに
サラリーマン（観察データ）シリーズ（笑）
若者は、早くからスマホやパソコン
デジタルに慣れているから いいね！
エラー、発生。 操作でわからぬところがあり、
たずねてみたところ（鬼の首をとったかのように）
声のボリューム・マックスで説明。（いや、いつも
もっと小さな声で 私に色々たずねてくるじゃん）
響き渡る声・・・誰にでも得手不得手がある。
そこは 先輩を立て
声のトーンは 落としめがよろしいかと。
（以後、ネット検索で乗り越える）
似たようなパターンで
自己顕示欲が度をこすパターン。
そこで そんな一言を発して・・・
そこで そんなフライングして・・・
実際（全体を把握、見えない部分含めて）
全てをひとりで担っているならいいけれど、
そこは チームの先輩を押しのけて
前面に出ない方がいい。
一足飛びに見初めてもらおうとする より
身近な人に褒めてもらう を目ざした方が
よろしいかと。
昭和、平成・・・
みんな ここに至るまで 耐えてきた。
そうしたくなる気持ちはわかる けれど、
下手な恨みを買わず、
謙虚に控えめが よろしいかと・・・
※ 年功序列を重んじ、一歩ひいて譲ってきた
縁の下の力持ちの存在を思うと、
日本で 成果主義（評価）の難しさ を思う。
導入の場合は、評価を 何をもって
どうはかるかが課題 かと。
ここに至るまでの サラリーマン人生
（観察データ）によると、（日本で）
可愛がられる後輩 というのは、
仕事ができないことが多い・・・？
できるからといって 必ず
上司に とりたててもらえるとは限らない。
部下が「でき過ぎる」と、
自分の身にとって代わられると
身の危険を感じるからかしら・・・
本当に「できる部下」は、
「できない隙」をみせる まで考慮に入れて
行動できる人のことを言うのだろう。
忘れてならないのが、可愛がられるのに
「仕事ができない」のは重要な要素だが、
それだけではまだ 可愛がられる に至らない
ということ。
言い訳せず、頭をさげることのできる
素直さであったり、
何事もなかったように 笑顔で流せる
忘却力であったり、
「こいつ、可愛い奴だな」と思わせる
人懐っこさも必要。
ただ、ある程度 時が経過しても
「できないにもほどがある」と、
部下もろとも自分も失墜の危険性。
何事も 頃合いが大事。
さじ加減だけは 見誤らないように・・・
（以上、あくまで私見）
理想の上司は？ と問われたら、
私は「ズルくない上司」と答える。
勤務時間中に私事する とか。
しんどいことを避ける とか。
責任を逃れる とか。
部下の立場ではできないことをする・
自分だけ楽な道・それでも給与が高いこと
に対し、人は ズルいと思うもの（笑）
ズルいと思われた時点で
尊敬の念は失せ、気持ちが離れてしまうから・・・
部下に ズルいと思われない（思わせない）。
私は 上司ではないので
後輩から ズルいと思われぬよう努めている。
※ 部下（私）の見えないところで
下々の我々とは異なる種類のご苦労をされている
ことはお察しする が、だからといって
それとこれとは別 なのである。
玄関（入口）に向かう
庭園のアプローチが趣深い「寿亭」
歴史と伝統が息づく老舗旅館・・・
そこには ホテルさながら 否、
ホテル以上の「合理的」があった。
お部屋に向かうまでの道すがら
自分にあった 浴衣のサイズを選ぶ。
使用枚数を多くする、色浴衣にする場合、
別途料金発生。
お部屋にあるアメニティーは
歯ブラシセットのみ。その他は、
大浴場前に設置され、必要な人が
必要な分だけ 自由にお取りいただく
バイキング・システム。
浴衣１枚、バスタオル・タオル各１枚。
お部屋の内風呂に シャンプー等なく、
利用の場合、連絡してお届けいただく。（斬新）
コロナの影響により、
夕食（お部屋食）は、一度の配膳で
刺身と松阪牛のステーキと鍋物・・・
ほとんど並び、（焼き頃、食べ頃があるので
私はちょっと焦った）
事前（予約時）に
ステーキと伊勢海老の黄金焼きをつけたが、
食事中に追加注文の方がよかったのかしら。
料理の説明は お品書きの中に
詳細が記されている。（紙面で黙読形式、これはいい）
コロナ対策について の裏面がアンケートに
なっており、無駄なく うまいといえば、
うまいのだが・・・
伝統と革新、お客様の心に何が残るのか、
その兼ね合いの難しさを思わずにはいられない。
鹿の湯ホテル。
ここで印象的だったのが、素顔の見える情報公開。
今は、マスクで 顔が見えない状況下だが、
お部屋に「おもてなしスタッフ紹介カード」
というものがあり、（写真でもマスク装着姿なのだが）
顔写真と手書きの自己紹介（趣味・出身地・コロナ終息後に
してみたいこと・私は○○○です・自由記述メッセージ欄）
女将さんや料理長もあって 楽しい。
貸出しのおもちゃも「おもちゃの木」で紹介。
お食事処の箸置きは、折り紙。
その他、メニュー表の随所に手書きのイラスト入り。
上質を目ざすと、スタイリッシュになりがち。
それは それで 素敵な空間 なのだが、
手作りのあたたかさに ほっこりする時もある。
そんな親しみやすさと共に印象的だったのが、
若手従業員の 気持ちのいい接客。
女将さんに直接会って聞いたわけではなく、
想像の範囲だが、本人の努力だけでなく、
先人の教育（導き）あってなせる技。
縁の下の 女将さん、できる女性とみた！
行き届いているな・・・私も
そう思われるよう 後輩を育成したい。
「後悔していることがあるねん」
中２になった息子に 懺悔する。
息子（小学生）が作った「最強最高のどろだんご」を
捨ててしまったことを 素直に詫びて
なぜあんな「すごいどろだんご」を
作ることができたのか たずねてみた。
小学校では作った
（できたて）どろだんごを固める（寝かせる）
タイミングで よく荒らされる らしい（笑）
だから、みんなが置いている花壇付近ではなく、
誰にも 気づかれないところに
誰にも 気づかれないよう
葉っぱに包んで隠したはいいが、その後、
息子自身 作ったことを すっかり忘却。
不意に思い出し、見に行くと、
落としても割れない なんとも固い
「最強どろだんご」ができていたそうな。
「あんまり触ったら あかんてことや。
放っておいた方が固く、強くなるねん」
息子の言葉が「最強の子育て」に思えて（笑）
うなづきながら 肝に銘じる。
※ いまだに あの「最強のどろだんご」を
思い出しては 捨てたことを後悔。
なくなった後に知る 私にとっても あれは
息子の「丁寧な仕事ぶり」を感じることができる
思い出最強の 美しいどろだんご だった（泣）
捨てる前に持った時の ずっしりした重みと共に
ママの記憶には 永遠に残っているからね！
たった一言で 険悪モードに
一変するなんて・・・きっかけは私の
「うん、（その気持ち）わかる！」だった。
「そんな簡単に（俺の気持ち）わかる って
言わんといてくれる？」
なぐさめあえると思ったシーンで
息子の怒りを買ってしまう。
私にも 似たような経験があって
その気持ち、わかる～ と
返した背景を伝えたが、本人曰く、
私が（過去）経験したこと と
息子の（渦中にある）経験（気持ち）は
まったく違う らしい。
キャリアコンサルタントの学びで
その理解は、共感的であって同感的ではないこと
がポイントだ と学んでいたのに・・・不覚。
にしても、家族との会話まで気が抜けないとは（笑）
あなどれぬ 思春期の子育て・・・否、
反抗期男子に限らず、誰に対しても 気軽に
「わかる」と言わない方がいい と肝に銘じよう。
※ 女同士「わかる～」って 言い合って
盛り上がっていたのは ひと昔前のことか。
遊びに行かず、自粛・自炊の休日。
いつもより手の込んだ料理。
新しい料理に チャレンジ。
私って いい嫁じゃない？
そんな新作料理が 結構な確率で
「いつものがいい」と家族に不評・・・
みんな、慣れ親しんだ味がいいのね！
それでも 十品に一品くらいは「美味しい！」
ものとの出会いがあって
我が家の定番が少しずつ増えている。
これからも 料理上手（いつか肩書・料理研究家）
を目ざして頑張るぞ！
これは、元気が ある時。
ない時・・・
休日といっても ３度の炊事に
たまった あれこれ。
こんなん 休日ちゃうやん。
名ばかり休日に わきあがる不満。
漫画「きのう何食べた？」（第２９９０話）
相手の多忙状況によって パートナーも台所に立ち、
休日は 共に台所に立つことも。
男とか女とか関係なく、どちらも家事。
あぁ、こんな風に 共に暮らせたら・・・
羨ましくなる。（じわじわ効いてくる多様性）
※ 余談だが、料理番組等を見て作り方をチェック。
この映像美に食欲が刺激され、ついつい間食・・・
料理の腕よりあがったのが 体重だったりする（笑）
