CB250エクスポート

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全然素朴でない疑問もおもしろい。日本の弓はなぜあんなに下のほうを持つのだろうのつづき 命中率 

2009-06-14 21:30:58 | 推測学原論

初めてこのブログを見る人は、是非昨日の記事から見て
欲しい。
誤解を避けたいからだ。

何と比べて命中率が悪いのかと言うと、私のアーチェリー
の点数と比べてだ。

それなら当たり前だろう。と思うのは当然だが、
私のアーチェリー暦は、矢の数で60本だ。

この60本のうちの、最後の10本と、会津地方の、
の矢場で練習していた女子高校生の何人かの10本とだ。

でも彼女らの名誉のために話せば、最後の20本は、か
なり劇的に進歩した20本だった。

40年前、場所は後楽園球場の、ボクシングジムの屋上だ。
物凄くハイレベルのアーチェリー場だった。
どのくらいハイレベルかと言うと、
まず最初に弓を選ぶ所から、アドバイスしてくれる。
腕の長さと、引く力の強さを見て選んでくれるのだ。

弓が決まると、今度は矢を選ぶのだが、弓に合った強さの
矢を選んでくれるのだ。

2日通った時、運よくNHKの教育テレビで、アーチェリー
教室を放送したのだ。
この放送を1時間見てからの最後の20本は、神がかりか、
と自分でも思うくらい、矢が的の中心に吸い込まれていく
ようになったのだ。

一番効果があったのは、矢を放す方法だった。
手から離れていく矢の一番後ろをブレさせないように、
ほっぺたをこするようにして手を離すのだ。

話が長くなってしまった。
何が言いたいのかというと、アーチェリーは矢をそっと
離してやれば、あとはライフル銃のように矢は、狙った
ところに飛んでいくのだ。

さて、では和弓だが、こちらは一筋縄ではいかないのだ。
弓を引くと右手はどんどん下がってしまい、矢が上を向
いてしまうことは、先日話した。

実はこのとき矢の一番後ろは(面倒なので次からは尻と
言うことにする)、弧を描くようにして下がっていくのだ
だから手を離すと、矢の尻はやはり弧を描いて押し出さ
れるのだ。

的に向かって、一直線に押し出されるのではないのだ。

次の問題は、弓の幅だ。
弦はこの弓の幅の中心に向かって、矢の尻を押していく
のだ。
アーチェリーはこの部分がえぐられていて、矢は弓の
中心部を通過するようになっているので、なにも問題は
ないのだ。

和弓はというと、矢は中心部から2cmほど右側を通過
する。
矢が弦から離れる少し前に、この2cmのために、右に
方向を変えられてしまうのだ。

この傾向は、世界中の弓にもいえることだが、
和弓は矢がかなり長いので、しなる量も多いのだと思う。
大げさなほど、右にそれていくらしい。
少年が作った弓もそうだった。

でも射る所を見ていると、全然右にそれてはいない。
なぜだろう。長くなりすぎたので、つづきにする。






コメント
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