CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

CB250エクスポート ホンダビートのしまいかた

2014-01-20 20:33:23 | 修理

中古屋さんから聞いた話。
オイル消費が多いビートのオーバーホールを依頼され、エンジンを開けてみると、
たいていの場合、シリンダーとピストンはそれ程減っていないそうだ。

「なんたってタップリとオイルを使っているからねー(笑)」。←(初めて使って見た)

でもまんざら冗談でもないらしい。
原因はオイルリングの固着が多いそうだ。リング交換だけで済んでしまうこともあ
るそうだ。これはビートに限ったことではないそうだ。

そのメカニズムはこうだ。
オイルに混じったカーボンが沈殿し固まってリングを固着させる。その原因は長期
保管の仕方にある。
「どうせこのまま眠らせるのだから、オイルは使う時になってから交換すればいい。」
このように考える人は、たいていオイル管理も悪いそうだ。
5000kmで換えることにしているのだが、ほとんど7000kmも乗ってしまう。そして
何らかの事情で2年間眠らせることになる。そのうちの多くが中古市場に出て行く。

オイルリングに溜まったオイルの中のタップリのカーボンは、沈殿しリングに張り付く。
さらにオイルは下がり続け、リングは乾燥する。というわけだ。

対策
普段からオイル交換を早めにしておく。3000kmが理想。3000kmで換えているエ
ンジンを開けると、カーボンはゼロに近いそうだ。
そしてオイルとフィルターを交換してから保管し、ときどきエンジンをかける。

「スタッドレスタイヤのビートなんて乗りたくねーや」なんていわ
ずにメンテナンスだと思って、冬も積極的に乗りましょう。

雪国のバイクもオイル交換してから冬眠させた方が良いですね。

コメント
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