同じ写真ですいません。コンデンサーの下に見える、タニシが歩いた後のよう
な模様が付いた、黄土色の物体がそれです。写真は左エンジン用です。
これの健康診断方法です。(これもカブ博士からの受け売りです)
しっかり走った直後に点検します。チョイノリではだめです。
温度を確認するからです。
体温程度なら健康です。ちょっと熱があるかなー、程度なら、そろそろ交換時
期です。「熱いっ」となったら即交換です。出先で立ち往生になります。
タンクの下、つまりエンジンのすぐ上ですので、やけどしないように養生して
おきます。しっかり指を押し付ける必要があります。ついついエンジンに触れ
てしまうんです。
さて、コイルの寿命を縮める原因ですが、
一つは、コンデンサーの不良です。
二つ目は、プラグコードの劣化です。どれもコイルに負担をかけるそうです。
プラグキャップのゆるみも、悪いのではないでしょうか。
だ、そうです。
不良コンデンサーの交換時もそうですが、プラグの火花の改善の状態が、肉眼
ではっきり分かりますよ。
左が取り替えた新品です。右が取り外した1968年製のコンデンサーです。
古いコンデンサーのままの方、もう取り替え時期が過ぎていますよ。
なーんて威張っていますが、受け売りです。
かなり前に、念のために買っておいたものです。皆さん今すぐ買いましょう。
抜群の効果です。5,400円だったかな。かなり高いですよねー。
ジワジワと劣化して、突然にダメになるパターンと。
私のCB250のように、じわじわと劣化していくパターン。とあるようです。
なんとなくエンジンのかかりが悪いんです。
旅に出したSL90君のことを思い出したんです。10回もキックして、やっとか
かるんです。かかってしまえば、なんとなくこれでいいんかな。と思ってしま
うんです。
それが20回になると、さすがに異常に気が付きます。プラグを外して火花をチ
ェックすると、誰にでも分かるほどヨワヨワしいんです。
そこでカブ学者イワク「アッ、コンデンサーです。CS90のスペアーありまし
たよね。」 SL90君の旅先でのことです。
たちどころに解決です。このまま北海道一周が出来ます。
ところでSL90君の走行距離は、まだ2000㎞未満です。
製造年は1968年と思われます。私のCB250も1968年です。走行距離はさすが
に3万㎞を超えています。
コンデンサーの寿命を決めるのは、何なんでしょうかねー。
1963年のカブのコンデンサーも、まだまだ使えそうだったんですが、さすがに
北海道となると心配なので取り替えたんです。
CB250のも、このままでも、まだまだ使えると思うんですが、「キック一発」
ということが無くなりましたので(バッテリーが弱弱しいんです)、決心をし
たのです。
で結果はというと、やっぱり違います。替えてよかったと思います。
1か月ぶりで、空に近いバッテリーで、3回で掛かりました。
すぐにスロットルから手を離せます。
加速も少し良くなったような気がします。が、この辺は気分の問題かもしれま
せんので、燃費を見ないと分かりません。