バターを切る話は、不可解で終わってしまいました。。
さて真鍮の包丁の話ですが、宇都宮の老舗の豆腐屋さんで見聞きした
話です。
幅7㎝、刃渡り30㎝。その刃先は手を切る程鋭くはない。
これで豆腐を切ると、鉄製の包丁で切った物より格段においしんだそ
うだ。
特に冷ややっこは格別で、近所の人達は鍋をもってきて、好みの大き
さに刻んでもらっていた。
切るというより「サク」が正しいんじゃないだろうか。スパッと切り
離される。
切り口は、肉眼で見た限りでは、つるつるしている。
切るのではなくて、分子を分ける感じだ。
なんのこっちゃ、ですよね。この切れ味が、感触が私のシフトアップ
のイメージに似ているんです。と思うんです。
なんの抵抗もなくシフトレバーが動くのではなく、豆腐を切り裂いて
行くだけの、かすかな抵抗はある。
一切音がしない。レバーのボトムの10㎜手前でレバーから手を離す。
残念ながらスターレットではできない。
では何で乗っているんだよ。ですよね。
いい所もあるんですよ。そこそこのパワーがあリ、燃費がリッター17
㎞/l、レギュラーガソリンと経済的なのだ。
走行29万キロ。まだ異音は無し。と、頑丈だ。