山からの帰り道、先導するおじいちゃんが有田のお滝さんの前で止まりました。
「滝を見に行かんか?」というので喜んでついていきました。駐車場もありすごい
山の中のわりには 近くに滝があるといいます。駐車場には『白衣観音』という
年代ものっぽい看板が、文字が消えかかりながら立っています。
町内に住んでいながら、有田の滝を見たことがありませんでした。「吐生(はぶ)
のお滝さん」とこの辺りでは呼ばれています。有田地区の一番奥が吐生(はぶ)地
区でといいます。
徒歩で5分ですから疲れた足でもなんとか行けそう・・・。お堂があって『白衣観
音』を祀っているそうです、婦人病や腰から下の病を治してくれるんだそうです。
どこの滝でも「どんな滝なんだろう」という期待でワクワクします。
「きみち」って何?しばらく考えてじっくり見てみるとひらがなで「たきみち」。
コンクリートに黒石で「たきみち」と表している(いた)、「た」が外れてしまっ
たというわけです。こんな奥地なのに、この地区の人達がこの滝を愛しているのが
わかります。それでは先を行くおじいちゃんの後について行く事にしましょう。
すぐにお堂らしきものが見えてきました。正面に賽銭箱が置かれていますが、鈴を
吊ってはいません。なんかそれが不思議?な感じです。
朱塗りの鳥居?石でできたものでもなく、木で造られたものでもなくこの鳥居は
鉄製のように見えました。今まで見たことない・・雨が多い紀南地方では錆びるの
も早くない?
そのために朱塗りか!!奥のほうにももう一基見えます。まだかな、水が流れる音
がします。参道の両脇には「えび根を大切にしましょう 有田区」という板が置か
れていました。ここにはエビネの花を植えていたのでしょうが、葉の姿はありませ
ん。観音様の前で盗みはしないでしょうから、シカが食べたのかも。5分はまだか
なぁ。
歩く足元が苔むす参道になりました。うっそう・・・でもないけど日が差し込ま
ないのでこんな苔むす参道になったようです。まるで那智大社の熊野古道みたいで
す。それにしても台風が去った後なのに、落ち葉ひとつないのです。やはり、地区
の人か信者さんがやってきて清掃したのでしょうね。
やっと 滝と祠が見えてきました。が、メーンの滝の前の祠が大きすぎて、カメラ
に滝が入りません。この祠には鈴が吊り下げられていました。賽銭箱がないので
迷っているとおとうさんが「さっきのお堂で賽銭あげてきたから」というので、鈴
を鳴らし、諸々の願い事を・・・。祠の脇が通れるようなので裏にいってみると
滝が姿を現しました。
台風の後なのに水量が、涙ぐらいしかありません。ここは元々水量の少ない滝な
のかもしれません。でも滝の前の平地に丸い平たい石にマジックで願い事を書いた
ものがびっしりと置かれていました。身体健全から交通安全、良縁祈願、就職祈願
「ひだの痛いところを治して下さい」これはこの地方独特の『ザ行』と『ダ行』の
変換ですね。就職祈願の日にちが今年の6月だったので思わず2人で滝に向かって
長男君の就職を願いました。冷やかしのような私たちの願いは聞き届けてくれるの
でしょうか?おじいちゃんはこの滝まで上がってこず、足が痛いならここで祈願を
すればいいのではないでしょうか・・・。
滝口にはパイプを置いて、水を汲めるように柄杓も置かれていました。しかし、滝
の水は左側のサコになったところには流れてはなく、地中に滲みこんでいるようで
す。帰りにみると途中から湧き出していて、そこに黒いホースの口にネットを張っ
て下まで引き込んでいました。入り口のお宅で使うものなのでしょうか?下の家は
この滝の管理者なのでしょうか?
賽銭箱だけ置かれたお堂の片隅に六地蔵が安置されていました。この六人はそれぞ
れ手にしたものが違っていて、お顔の表情がとても可愛らしかった。年号を確認す
るのを忘れましたが、古いものなんでしょうね。
駐車場には案内板が設置されていましたが、ごらんのとおりボロボロです。
絵は何とかわかりますが、文字で書かれたのがはげていて消えていて、これは町で
改善しなくてはなりません。ここに来るには有田の集落から入ってきてもかなり距
離があり、道幅もかなり狭い。途中で対向車が来たりすると私ならパニックになり
ます。私達は山からの帰り道に入ってきたけど、仕事をした山から奥に鶴川林道は
倒木で通行止めになっていて和深には抜けられませんでした。台風は町も山も関係
なかったようです。
「滝を見に行かんか?」というので喜んでついていきました。駐車場もありすごい
山の中のわりには 近くに滝があるといいます。駐車場には『白衣観音』という
年代ものっぽい看板が、文字が消えかかりながら立っています。
町内に住んでいながら、有田の滝を見たことがありませんでした。「吐生(はぶ)
のお滝さん」とこの辺りでは呼ばれています。有田地区の一番奥が吐生(はぶ)地
区でといいます。
徒歩で5分ですから疲れた足でもなんとか行けそう・・・。お堂があって『白衣観
音』を祀っているそうです、婦人病や腰から下の病を治してくれるんだそうです。
どこの滝でも「どんな滝なんだろう」という期待でワクワクします。
「きみち」って何?しばらく考えてじっくり見てみるとひらがなで「たきみち」。
コンクリートに黒石で「たきみち」と表している(いた)、「た」が外れてしまっ
たというわけです。こんな奥地なのに、この地区の人達がこの滝を愛しているのが
わかります。それでは先を行くおじいちゃんの後について行く事にしましょう。
すぐにお堂らしきものが見えてきました。正面に賽銭箱が置かれていますが、鈴を
吊ってはいません。なんかそれが不思議?な感じです。
朱塗りの鳥居?石でできたものでもなく、木で造られたものでもなくこの鳥居は
鉄製のように見えました。今まで見たことない・・雨が多い紀南地方では錆びるの
も早くない?
そのために朱塗りか!!奥のほうにももう一基見えます。まだかな、水が流れる音
がします。参道の両脇には「えび根を大切にしましょう 有田区」という板が置か
れていました。ここにはエビネの花を植えていたのでしょうが、葉の姿はありませ
ん。観音様の前で盗みはしないでしょうから、シカが食べたのかも。5分はまだか
なぁ。
歩く足元が苔むす参道になりました。うっそう・・・でもないけど日が差し込ま
ないのでこんな苔むす参道になったようです。まるで那智大社の熊野古道みたいで
す。それにしても台風が去った後なのに、落ち葉ひとつないのです。やはり、地区
の人か信者さんがやってきて清掃したのでしょうね。
やっと 滝と祠が見えてきました。が、メーンの滝の前の祠が大きすぎて、カメラ
に滝が入りません。この祠には鈴が吊り下げられていました。賽銭箱がないので
迷っているとおとうさんが「さっきのお堂で賽銭あげてきたから」というので、鈴
を鳴らし、諸々の願い事を・・・。祠の脇が通れるようなので裏にいってみると
滝が姿を現しました。
台風の後なのに水量が、涙ぐらいしかありません。ここは元々水量の少ない滝な
のかもしれません。でも滝の前の平地に丸い平たい石にマジックで願い事を書いた
ものがびっしりと置かれていました。身体健全から交通安全、良縁祈願、就職祈願
「ひだの痛いところを治して下さい」これはこの地方独特の『ザ行』と『ダ行』の
変換ですね。就職祈願の日にちが今年の6月だったので思わず2人で滝に向かって
長男君の就職を願いました。冷やかしのような私たちの願いは聞き届けてくれるの
でしょうか?おじいちゃんはこの滝まで上がってこず、足が痛いならここで祈願を
すればいいのではないでしょうか・・・。
滝口にはパイプを置いて、水を汲めるように柄杓も置かれていました。しかし、滝
の水は左側のサコになったところには流れてはなく、地中に滲みこんでいるようで
す。帰りにみると途中から湧き出していて、そこに黒いホースの口にネットを張っ
て下まで引き込んでいました。入り口のお宅で使うものなのでしょうか?下の家は
この滝の管理者なのでしょうか?
賽銭箱だけ置かれたお堂の片隅に六地蔵が安置されていました。この六人はそれぞ
れ手にしたものが違っていて、お顔の表情がとても可愛らしかった。年号を確認す
るのを忘れましたが、古いものなんでしょうね。
駐車場には案内板が設置されていましたが、ごらんのとおりボロボロです。
絵は何とかわかりますが、文字で書かれたのがはげていて消えていて、これは町で
改善しなくてはなりません。ここに来るには有田の集落から入ってきてもかなり距
離があり、道幅もかなり狭い。途中で対向車が来たりすると私ならパニックになり
ます。私達は山からの帰り道に入ってきたけど、仕事をした山から奥に鶴川林道は
倒木で通行止めになっていて和深には抜けられませんでした。台風は町も山も関係
なかったようです。