こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

アサギマダラ

2009-10-22 05:18:35 | いろいろ
この間、畑に【サツマニシキ】というカラフルな、るり色がきれいな蛾がやってき

ました。それは翌日も姿を現しましたが小さいほうの一匹だけで、大きいほうはど

うしたんだろう・・・と塀の中から心配していたのですが小さいほうも、午後には

いなくなってしまいました。何かないかと、畑にまた下りましたところ、今度は

フジバカマの上をヒラリヒラリと優雅に飛ぶ蝶を発見!!この飛び方は、絶対蝶だ

と、カメラを手にして近寄ると、やはり先日の≪蛾≫とは違って、警戒心十分で、

私が動くと花の上からフワっと、身をかわして2,3メートル離れたところで様子

をうかがいます。私が動かないと花に近寄るけど、カメラを動かすと飛び立つので

逃げたら諦めるという覚悟をして中腰からしゃがみこむと、飛び上がってゆっくり

花に降り立ちました。やったー!!



 しかし、羽を閉じてしまいます。【サツマニシキ】のようにこれでもか!という

くらいに広げてくれると、有難いのだけど。

そんな私の気持ちを理解したのか、ゆっくりと羽を広げてくれました。≪蛾≫と

違って、日中の蜜を飲むのは≪蝶≫には危険度大だもんね。蝶や鳥の仲間にはわざ

と羽を広げて、紋を大きな目玉に見せて外敵から身を守る・・ということは聞くけ

ど、この蝶の場合、羽を広げると存在がバレバレになる、閉じているほうがお利口

みたいですね。



前羽は白く見えるけど、肉眼では薄い薄い水色みたいです。

この蝶は【アサギマダラ】という蝶です。図鑑には【あさぎまだら】と平仮名で

書かれていたのでてっきり「浅黄色」の浅黄だと思っていましたが、じつは

「浅葱色」のあさぎだということです。フジバカマに来るのは、この花の蜜には

アルカロイドという毒素が含まれていて、このアサギマダラはそれを体内に入れて

外敵から身を守っているそうな・・。この蝶一匹でなんか、すごく勉強したような

気になりました。

 このフジバカマ、次はどんな虫を寄せ付けるのでしょうか?



コメント
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