毎日のんびり過ごしているちのとさんですが、金曜日の夕方のニュースを観て、
思わず「行かな!」と言ってしまいました。古座川にコウノトリが飛んで来ている
という報道です。前々から≪一度は見たい コウノトリ≫と言っていたのです。
それが、車で行ける所に飛来なんて、ラッキーです。いままで、コウノトリが繁殖
に成功し、放鳥され山陰地方に飛来している・・・というのは知っていたけど、串
本あたりに来るはずがないとあきらめていました。それでも、おとうさんには
「古座川にコウノトリが来てるんやて」としか言えず、土曜日になって起きてきた
おとうさんに「見に行くで!!」と号令をかけ出発しました。とはいえ、まだ古座
川にとどまっていてくれてるか、不安でした。またどこかに飛んでいってしまって
いたら・・・。新聞などの情報では、飛来地は古田から月野瀬あたりの川でエサを
獲ったりしているらしい。古田なら古座駅前から入って行かなくてはならず、まぁ
古座川を挟んで向こう岸ならなんとかなるやろうと、古座高校前から上流にむかい
ました。古座川に沿って走って行くわけだけど道路から川がまる見えのため、人だ
かりがあれば、きっとその前の川にコウノトリはいる・・・という推理をして
「いないかぁ、いないかぁ」と目を凝らし「あ、こんな場合双眼鏡やわ」と無謀に
もカメラと自分の≪裸眼≫だけを信じて出てきた自分に猛反省。≪裸眼≫ってもう
だいぶ弱ってきたような感じですが・・・。走っていたら川沿いのガードレールに
数人のおじさん、おばさん、若者・・・「いた!あそこや」たしかに川面にそれら
しき鳥・・いえ、あれは我が家で『ぎゃあ』と名づけている本名アオサギ。しかし
その近くには黒い部分をおしりつけたコウノトリ、と10メートルほど離れた所に
真っ白い同じような鳥・・。最初、放鳥されたオスのコウノトリがやって来たと
思ったんだけど、飛び上がった瞬間ただのシラサギでした。で もう一羽が本当の
コウノトリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f9/fca8df5f449c977fdb5ac5b6e214a968.jpg)
ははは、なんせ遠いのよ、川面が。あ~やっぱし、こんな時は一眼レフのズームよ
ねぇ。私のコンデジで精一杯でここまで。画質が荒くなります。
ただ呆然と立ち止まったまま動きません。でもそれでもこの感激は・・。動いてく
れ!!そうそう、携帯で写メ、長男君に送ろう・・・ふだん携帯で写真なんか撮ら
ないからスムーズにできません。長男君が大学に入ったとき、オリエンテーリング
のようなもので、豊岡のコウノトリの郷公園に行ってコウノトリを見てきた・・と
言った時、「可愛かったやろ?白黒で。」と感想を求めたところ「お母さん、あん
まり可愛くはないよ。思った以上大きい鳥やで。≪ぎゃぁ≫より大きいから」と
言った時あいつよりデカイ鳥なんて・・・とショックだったのだ。太陽が反射して
画面が確認できません「あ、飛んだ」という周りの声で見上げたらコウノトリは、
旋回しながら徐々に高度をあげて上流に向かいます。若者3人が追いかけて、道路
を走っていくので、私もついて歩き出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c9/67f7634e676c68df719499af042afa9d.jpg)
上のマルが飛行中のコウノトリ、川の中のマルはアオサギです。コウノトリはこの
あと写真右のブルーラインのあたりの畑のようなところに降りてしまいました。
こうなると道路側からは何一つ見えません。川岸の雑木や枯れ草が茂りに茂って、
死角になってしまいました。振り返ると、たくさんいた見物客は、誰もいなくなり
止めていた車も走り去っています。なんと、川を挟んで私たち夫婦だけが、ただ
立っている・・というマヌケな形。横を走る車からはきっと「あの夫婦はアオサギ
をコウノトリだと思ってみてるんやわ」と笑われてるね~とお父さんと話していた
ところ、前方から子供連れの自転車が二台。「どこどこ、どこにおるん?」という
少年の声にお父さんが「おらんなぁ」と言っています。私たちしか道路にはいない
ので、あとから来たこの二人はどこに舞い降りたのか知りません。だから、少年に
「ちょうど向こう岸の畑のようなところに、降りてるんやで。見えるかな?あ、す
きまから白い体が見えてるやろ・・」「あれが珍しい鳥なん?お父さん」と少年の
興奮した声が、他人の私でも嬉しくなってきます。やはり、こんな感動がこれから
の科学技術や環境に与えていく力が大きいと思うのです。それには一年、二年で
結果が出るものではないのです。それを積み重ねてきて今の日本という国がここま
でこれたのですから・・・。この先、研究も開発も二番手、三番手でいくとなると
たちまちアメリカからも価値の無い国として、お金だけをムシンされるのです。
たった四人で見えそうではっきり姿を現さないコウノトリを見ていたら、いきなり
茂みの向こうから飛び上がってきました。またシャッターチャンスを逃しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/66/6d17eb01c4cd0209db3b7cd9a443242a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/23/1f018c8a3f70368b316895b08c8a27cc.jpg)
思わず「行かな!」と言ってしまいました。古座川にコウノトリが飛んで来ている
という報道です。前々から≪一度は見たい コウノトリ≫と言っていたのです。
それが、車で行ける所に飛来なんて、ラッキーです。いままで、コウノトリが繁殖
に成功し、放鳥され山陰地方に飛来している・・・というのは知っていたけど、串
本あたりに来るはずがないとあきらめていました。それでも、おとうさんには
「古座川にコウノトリが来てるんやて」としか言えず、土曜日になって起きてきた
おとうさんに「見に行くで!!」と号令をかけ出発しました。とはいえ、まだ古座
川にとどまっていてくれてるか、不安でした。またどこかに飛んでいってしまって
いたら・・・。新聞などの情報では、飛来地は古田から月野瀬あたりの川でエサを
獲ったりしているらしい。古田なら古座駅前から入って行かなくてはならず、まぁ
古座川を挟んで向こう岸ならなんとかなるやろうと、古座高校前から上流にむかい
ました。古座川に沿って走って行くわけだけど道路から川がまる見えのため、人だ
かりがあれば、きっとその前の川にコウノトリはいる・・・という推理をして
「いないかぁ、いないかぁ」と目を凝らし「あ、こんな場合双眼鏡やわ」と無謀に
もカメラと自分の≪裸眼≫だけを信じて出てきた自分に猛反省。≪裸眼≫ってもう
だいぶ弱ってきたような感じですが・・・。走っていたら川沿いのガードレールに
数人のおじさん、おばさん、若者・・・「いた!あそこや」たしかに川面にそれら
しき鳥・・いえ、あれは我が家で『ぎゃあ』と名づけている本名アオサギ。しかし
その近くには黒い部分をおしりつけたコウノトリ、と10メートルほど離れた所に
真っ白い同じような鳥・・。最初、放鳥されたオスのコウノトリがやって来たと
思ったんだけど、飛び上がった瞬間ただのシラサギでした。で もう一羽が本当の
コウノトリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f9/fca8df5f449c977fdb5ac5b6e214a968.jpg)
ははは、なんせ遠いのよ、川面が。あ~やっぱし、こんな時は一眼レフのズームよ
ねぇ。私のコンデジで精一杯でここまで。画質が荒くなります。
ただ呆然と立ち止まったまま動きません。でもそれでもこの感激は・・。動いてく
れ!!そうそう、携帯で写メ、長男君に送ろう・・・ふだん携帯で写真なんか撮ら
ないからスムーズにできません。長男君が大学に入ったとき、オリエンテーリング
のようなもので、豊岡のコウノトリの郷公園に行ってコウノトリを見てきた・・と
言った時、「可愛かったやろ?白黒で。」と感想を求めたところ「お母さん、あん
まり可愛くはないよ。思った以上大きい鳥やで。≪ぎゃぁ≫より大きいから」と
言った時あいつよりデカイ鳥なんて・・・とショックだったのだ。太陽が反射して
画面が確認できません「あ、飛んだ」という周りの声で見上げたらコウノトリは、
旋回しながら徐々に高度をあげて上流に向かいます。若者3人が追いかけて、道路
を走っていくので、私もついて歩き出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c9/67f7634e676c68df719499af042afa9d.jpg)
上のマルが飛行中のコウノトリ、川の中のマルはアオサギです。コウノトリはこの
あと写真右のブルーラインのあたりの畑のようなところに降りてしまいました。
こうなると道路側からは何一つ見えません。川岸の雑木や枯れ草が茂りに茂って、
死角になってしまいました。振り返ると、たくさんいた見物客は、誰もいなくなり
止めていた車も走り去っています。なんと、川を挟んで私たち夫婦だけが、ただ
立っている・・というマヌケな形。横を走る車からはきっと「あの夫婦はアオサギ
をコウノトリだと思ってみてるんやわ」と笑われてるね~とお父さんと話していた
ところ、前方から子供連れの自転車が二台。「どこどこ、どこにおるん?」という
少年の声にお父さんが「おらんなぁ」と言っています。私たちしか道路にはいない
ので、あとから来たこの二人はどこに舞い降りたのか知りません。だから、少年に
「ちょうど向こう岸の畑のようなところに、降りてるんやで。見えるかな?あ、す
きまから白い体が見えてるやろ・・」「あれが珍しい鳥なん?お父さん」と少年の
興奮した声が、他人の私でも嬉しくなってきます。やはり、こんな感動がこれから
の科学技術や環境に与えていく力が大きいと思うのです。それには一年、二年で
結果が出るものではないのです。それを積み重ねてきて今の日本という国がここま
でこれたのですから・・・。この先、研究も開発も二番手、三番手でいくとなると
たちまちアメリカからも価値の無い国として、お金だけをムシンされるのです。
たった四人で見えそうではっきり姿を現さないコウノトリを見ていたら、いきなり
茂みの向こうから飛び上がってきました。またシャッターチャンスを逃しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/66/6d17eb01c4cd0209db3b7cd9a443242a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/23/1f018c8a3f70368b316895b08c8a27cc.jpg)