
八幡神社の広場に車をとめて、おばあちゃんは境内、私達は離れて川を見下ろせる
場所に移動しました。以前は光泉寺に入る道のところでこの辺りのモミジを撮影し
たので、今回はその向こう岸にあたる場所に立っています。
一昨年対岸のモミジを撮影しましたが、それと比べるとまだ色が薄い感じです。
そのときは、触れる位置にモミジがあったけどこうしてはなれて見るのもいいです
こちらからも川に下りられるので下りてみようと思います。
下りる前に対岸のモミジを写してみました。色は真っ赤ではないけどこういう状態
のモミジも趣きがあります。

川の水はモミジが映りこんだのではなく、川底の石がコケで茶色になっているので
す。
足元の水たまりのモミジを撮影。川の水に濡れたモミジもこれまたきれいです。

こんなふうに川面に落ちて流れるさまを、紅葉川と呼ぶのでしょうか?久しぶりに
『虚子編 新歳時記』を繰ってモミジに関する季語を探していたら 紅葉川 とい
うのがありました。歳時記のなかでは、「秋」がいちばん風景をイメージできるの
で好きなんだけど、『柿紅葉』なんてもしかしたら意外とモミジぐらいにきれいな
んじゃないかな、と今年のよその家の柿の木を見て思うのだ。我が家の柿の木は
実も少なく、葉っぱなんて吹き飛んでないのでもっぱらよそんちの柿の木を鑑賞す
るのだ。ところで、このモミジが美しいので拾って帰ったんだけど、メモ帳に挟ん
で丸一日忘れてしまいました。慌てて取り出すとシワシワに乾いてしまったので、
お皿に水を張って一晩置いたらなんと元に戻っていました。ただ、色が少し抜けて
しまいました。いやぁ、なんか高野豆腐のように元にもどるのかぁ~と・・・。
で、水量も少ないし川の石を足場に飛び渡ろうかな?とおとうさんに相談したら
丁寧にあの石を踏んで、その石に乗って着地・・とシュミレーションを立ててくれ
たんだけど、子供時代のように調子よく飛んで渡れないですね。最初の石の上で
躊躇したせいか、ずるっと足を滑らせてしまいました。靴裏を濡らすと、よけいに
次のジャンプが怖くなります。その後は半分ヤケクソになって飛びました。でも
渡って撮影するほどきれいなモミジはみつかりませんでした(とほほ)

それがこの写真です


岸にもどって振り返り撮影。右のぼやけたのは階段の横の石垣で、同じ場所の紅葉
を上が紅葉モード、下がオート撮影。こうして見るとテレビで映し出される紅葉は
紅葉モードで撮影したようなふうに見えるのは私だけ?(異常に赤い、黄色いって
思うのは私だけ・・・?)