
境内から前方の山を大イチョウの枝をとおして見てみました。薄曇のせいか、青空
よりも落ち着いた感じに思えました。ここで、こうたなびく薄煙があれば初冬の雰
囲気あるのになぁ・・・と思っていたところ煙が・・・立ちのぼってきました。

でもこれは下の道路わきで男性数人が小屋らしきところから焼けるものを、持って
出てきてはたんぼの横に置いたドラム缶で焼いている煙で、帰り際に見るとなにか
石油系のものも焼いたのか、黒い煙に変わっていました。このあたりでも個人宅で
のゴミ焼却に規制を設けたようで、叔母さんの知り合いが雑木の焼却をしようとし
たら≪野焼き禁止≫ということを言われ、焼きたいけど苦にしている・・・と言っ
ていました。たしか私の住む地区でも十年くらい前にダイオキシン発生するから、
≪野焼き禁止≫なるものが発布(大げさかな)されました。当時たんぼをつくって
いたので、田の草刈りのあと焼けないのか!とも思ったり、畑の雑草も焼けないの
か!とか区のほうで何が≪野焼き≫なのかという定義も説明もなくそのうち、みん
な普通に草木や紙類は今までどおり個人で焼くようになりました。≪野焼き≫は
きっとタイヤとか石油系のものだと今では私は理解してそれ以外のものは、家で焼
却しています。その人も役場とかで確認するとか、明確に雑木だけを焼けばいいと
思うのです。お年寄りの女性なら焼却場に運んで行くのは無理だし、黒い煙がでな
いものを焼いてもいいと思う・・・んだけど。最近はダイオキシンの話なんて聞か
なくなったなぁ。

銀杏がひと房
老姉妹が「銀杏がある」教えてくれたので地面をみてもありません。なぜかひと房
ぶら下がって「これは古ぼけているから昨年の?」「そんなことはないで」「でも
ほかの枝には一つもないし落ちても無いよ」「ほんまやなぁ」「銀杏は葉っぱより
先に生るの?」「どうなんやろ」なんか女3人で訳のわからない話になってしまい
ました。
そろそろ帰ることになり、階段を下りはじめたところモミジを見つけました。とい
か光泉寺ではたぶんこのモミジしかみられない。

紅葉モードで撮影、目に痛いような赤です
が、じつは全体はこんな感じでした。最初は頂上の撮影でした。

叔母さんにお礼を言って帰ろうとしたら、おばあちゃんが「お宮さんに寄って。
ムクロジを拾いたい」と言います。三尾川のお宮さんは光泉寺の手前にあるので、
寄るのも苦にはなりません。でも、ムクロジってなに?