こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

日置の浜で思うこと

2011-04-08 06:30:30 | 和歌山県


次男君が帰省する前、こげを田辺の獣医さんに連れて行きました。

ワクチン接種のハガキがきたから。年に一度のワクチン接種。狂犬病予防接種と同様、

飼い主の義務だと思います。が、昔はそんなこともしないまま飼っていたような・・・

いまはワクチン接種は当然のようです。小栗旬くんが主演したドラマ『獣医ドリトル』

でもそんなシーンがありました。少女が捨て犬を保護し小栗くんのところへ連れてきま

したが、小栗くんは「飼うなら親に30万円用意するように言いなさい。それが

できないならこの犬は処分する」と冷たく言いました。彼の口癖は「獣医はビジネス

だ」。その台詞は法外な料金をふんだくるというのでなく、犬を飼うには登録しワクチ

ン接種や予防注射、エサ、その他首輪などの必要なものをそろえるという最低限の費用

であり、親の承諾を得てからのこと(とはいいながらドラマですから、少女が親を説得

世話もきちんとするという難関を自分で突破せよという宿題のようなもの)。保険が

きかないので獣医にかかるとけっこうな出費になります。でもあくどい獣医ではありま

せん。どんな動物にも必死でかかわり助けられなかった命に涙も流します。こんな熱意

のある、かっこいい獣医さんだらけになってくれれば・・・。全体の内容は 儲け主義

のペットビジネスと飼い主のモラル、獣医の意識を問うドラマでした。何話かあるうち

で出てくる動物で死んでしまうのが、こげ似の野良犬だけだったのが残念、涙しました

話はそれましたが、2度目はワクチンを打ってから数日後、ブラッシングしてたおばあ

ちゃんが「こげの腰のあたりにフケのようなものがある」と言い、見たらたしかにフケ

調べると犬でもフケはあるけど、だいたいが病気からくるものが多くそれはエサが原因

かダニだかノミだかがついた時とあり、それは大変と思い連れていったわけです。

 写真は途中でトイレタイムの日置の浜で。快晴ですが逆光のせいでうまく撮れず。



逆光モードで撮影したらきれいに撮れました。ところで、何年前か十何年前か忘れたけ

どこの日置に原発をという話がありました。ここだけではありません、旧古座町田原の

海岸にも原発建設が持ち上がったことがありました。もしかしたら、福島のように二ヵ

所に建設したかったのかもしれません。詳しいことは子供だったのか、関心がなかった

のか私はわかりません。でも、そんな話が報道されたことは覚えていて「そんな怖いも

のが串本町の近くにできたら嫌だな。」と思ったのは覚えています。放射能を帯びた人

に影響のない水が排水されたりしたら、蓄積したらやっぱり影響及ぼすんちゃうの?と

この二日間、福島原発で放射線量の高い水を海に排水したため漁業も大きな打撃を受け

震災と津波だけでなく被災地に多大な損害を与え続けています。人間の英知できっと解

決すると思いたい。だけど、先が見えないのがとても不安です。こんなきれいな海が

日本の国土の周りに続いている、風景だけでみんながお腹いっぱいにならないというこ

とはみんなわかっている。だけど、一度壊してしまうと復活には時間がかかる。目に

見える汚れたものでなく、目に見えず生物に蓄積し海流に乗って世界中に拡散していく

薄まっていくといっても それが未来の人間に悪影響を与えることになってしまう。

どうやら企業も政府も、今現在の人間だけを重視していて「拡散するから大丈夫」と

ごまかしているようで好かん!こげの鼻の穴がいつもより大きいのも、こげも怒りを

こめてるのだ。

こげのフケはどうやら季節性のもののようで一応シャンプーを処方された。シャンプ

ー嫌いのこげ、もう少し暖かくなってから洗おうと決めて二週間、しぜんとフケが減り

こんなものかな、ドリトル先生なら飼い主として獣医に言われたことを守らないなら

二度と診察はしない!というだろうな・・・
コメント
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