今朝は30分寝坊してしまい朝食の支度時間が少なくて、予定外の献立になったです~。
ご飯を急いで食べるなら、丼物ですね、やっぱり。ただ…ウチは玄米が主食なので丼物はあまり作りません。
だって、玄米はよく噛んで食べるものなのだ~。
太平洋戦争中、東條首相は玄米は栄養が豊富だからという理由で、兵隊も国民も玄米食え、とキャンペーンしたそうです。
軍のなかには兵隊の食料、兵站の栄養を考えるいわば、栄養学者の軍人が居るのですが、玄米キャンペーンと同じ時期に、ある栄養学軍人が婦人公論か何かの女性誌に「玄米食の功罪」というタイトルで寄稿しました。
ついていないことに、この功罪の原稿は二つに分けられ、最初に功罪の罪のほうの原稿だけが雑誌に載ったのです。
戦中の東條首相はキレやすい人だったので、この玄米の罪を説いた婦人雑誌の記事を見て激昂し、これを書いたヤツを明日の朝一番でわしの部屋へ連れてこい!と命令し、まあたいへんなことに!
呼び出された栄養学者も真っ青…これは間違いなく、懲罰招集で前線へ行かされるだろうと思ったそうです。
翌朝、東條首相の部屋へ行ってドアを開けるや否や「この馬鹿者!貴様は大将のいうことも聞けず、それでも帝国軍人か‼︎」と噂のキンキンした声でまくし立てられる。
もう腹をくくって、東條大将に玄米食の功罪を説いたそうです。
1,玄米は栄養が豊富だが、消化が悪い。白米の10倍くらい噛まねばキチンと消化できず、人によっては下痢をする。タマの飛び交う戦場において悠長に玄米噛んではいられないので、戦時に玄米食は不向きである。
2,玄米は白米に比べて、炊くのに時間がかかる。また炊くための燃料も多く必要とする。戦時・戦場において玄米は不向きである。
3,栄養の宝庫である糠を捨てるのが勿体無いと大将閣下は言うが、糠は軍馬の大切な栄養源なのである。
これらのことを怒鳴られながらも粛々と東條首相に説いたら、東條首相も反論出来なくなり、まあ報復人事もなくそのままで済んだそうですが…
ちょっと話がそれましたが、丼物には白米のほうが合うと思います。玄米を噛まずにかきこんで食べてしまいやすいのもありますが、ご飯に具やタレの味が染み込むのも美味しいものですよね。
白米のほうがよーく染みると思います。
玉子丼は、普通のフライパンで作ったので、お茶碗のご飯の上への載せ方が上手く行かんかった(ー ー;)
おかずは、茄子の梅酢煮浸し、煮かぼちゃ、大和芋の梅酢漬け、おぼろ昆布入り冷かけうどん、ご飯は天栄米の玄米の酵素玄米です(四日目)。