Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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脛骨欠損における段階と対処方法について

2010-05-26 00:30:39 | インポート
脛骨欠損における段階と対処方法について


ちょいと真面目な話


娘の産まれつきの状態
先天性脛骨欠損症


その状態にも、いろんなパターンがある
そして、そのパターンにより、選択肢が変わってくる


娘のように、両足欠損の場合
片方だけでも膝が機能しそうか、ということが最大の問題になる


片方でも膝が完全に機能すれば、すごくよい
ジャンプもできるし、自転者も漕げる
いろんなことをするときに、両膝の機能がないのとは雲泥の差だ


しかし…である
逆にいうと、片方の膝で当たり前のように、普通は両膝で行なう動作をするわけだから、
負担がかかる
当たり前だよね


加えて、もしその片膝にファン要素があったら…
どうなるだろう?


これまた、単純
普通より、痛みやすいだろうことは、心配されます


つまり、片膝機能がなくて、もう片膝の機能が、全廃とはいかないまでも不完全であるケースの場合、難しいなと
思うわけです


短期的には、もちろん、膝があった方がいいに決まってる
でも、将来、膝があるがためにそれが痛み、早い段階で歩けなくなる可能性は残るかもしれない


単純なこと
でも、それだけに答えは出しにくい


子どもの一生を左右すると思えば、なおさらだ


そして、
ひとつもんだいがある
義肢装具士さんの問題である

ほとんどの義肢装具士さんは、小児に関わった経験がすくない
しかも、義足や装具、どちらかを得意とする人が多いのである
小児の特殊な義肢装具を、両方の種類、状態に合わせて判断して作成し、臨機応変に修正していく
こんなに難しいことはない


もちろん、もう一つ
ただ作れるだけでななく、「いかに、残った膝に負担がかからないようにできるのか」についても大切かもしれない


そんなことに気がついてきた



この事実
子どもが産まれて、手術前のご両親に伝えるの、難しい


なんだか、判りにくいよね
整形外科の先生って、義肢装具士の腕や経験までふくめて、知っている上で、手術方針をきめていると思うよね、普通は
でも、そうでもない場合があるような気がします


あまりにレアで、あまりに特殊な状態
かつ、膝の機能の有無の判定も至難
先生も大変

でも、こうした考え方
知って欲しい


なんだか、また、書きすぎたかもしれない
医師でない一人の親としての、ただの愚痴
みなさまにおかれましては、あまり信用なさらず、あくまでも一意見として、参考にしていただければ幸いです



コメント
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