Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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相談をうけるということ

2010-05-19 00:19:00 | インポート
相談をうけるということ


最近、このブログをみて、いろんな方々からメールで問い合わせがある
そんな相談をうけていて、最近考える


みんな事情が本当に、それぞれ違うなぁ ということ
もちろん当たり前なんだけど


我が家の例は、参考にはなるかもしれないけれど、いろんな意味でレアケース

両膝離断していて、両手が未欠損
一歳九ヶ月で膝離断
旅費よりも経験を重視して、義肢装具士さんを選択したこと
さらにいうと、徹底的に、家族の時間をむすめが歩くために使っていること

こんな条件がそろうご家庭は、たぶんなかなかない



だからして
わたしが我が家の例の話をしても、そのとおりにすることが、いかに難しいかが伝わらないと
相手にとって不幸かなと思う


理想を言うのは簡単だ
でも、そんなに現実は簡単じゃない


限られた選択肢のなかで、最善を尽くしてこどものために
それが皆に共通の思いだろう


相談をうけていて、難しいなと思うのは、「どうすればいいとおもいますか」と言う場合
アドバイスは出来ても、決めるのはご両親
わたしの話は、あくまでも一意見

「医療行為に関するアドバイス」を求められることもある
でも、私は医者じゃない
自分のむすめの話と、文献に書いてある事しか知らない


そんなわけで、最近、相談をうけながら考える
難しいなと



でも、それでも
一つの希望として、
むすめの存在が、一つの希望になればいい
どん底だった昔の自分に、希望を与えてあげたい
その気持ちは変わらない


ひとに伝えるって難しいなぁ
親切とおせっかいは、たぶん紙一重だ



コメント
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