あまりといえばあまりなニュースに、空いた口が塞がらない。
よりによって今一番大変なこの時期に、このニュース。
呆れる。
親としては、自分の子供はこの大学だけには行かせたくない。この病院に勤めている職員さんは可哀想だ。
こんなこと。
公然と通知したら、公然としたパワハラにはならないのだろうか。
ならないとしたら、救いがない。
渦中の方々からはさぞや無念なことだろう。
なんだかな。
公務員でもありがちなんだけど、頑張らざるを得ない立場の人を、支えるべき立場の組織がばっさりと後ろから斬りつける構図。
もう嫌になるね。
そしてまた、こういう話を聞いても、社会があまり反応しないということにも、驚く。
もっと大きな問題になり、責任問題にならないとおかしいくらいのニュースなはず。
マスコミって、ほんとうに、こういうことをきちんと取り上げるべきなんじゃないだろうか。
ああ、久々に、ニュースを見て書いてしまった。
ニュース自体が消えちゃいそうな世の中だから、念のため丸ごと転載。
問題があれば、削除します。
以下、転載
TBSNEWS 2021/02/08 より
【独自】“コロナ感染での休業は無給” 東京女子医大の文書に波紋
新型コロナの治療にもあたっている東京女子医科大学が職員に向けて、コロナに感染して仕事を休んだ場合、原因によっては「無給とする」などとした文書を出していたことが分かりました。
これは、先月29日付で東京女子医大の経営統括部人事課が病院の職員らに対して出した文書です。コロナに感染して休業する場合の運用を見直すと書かれています。
「法人内の施設において新型コロナウイルスに感染したりして休業するに当たり、その感染原因等が法人からの自粛要請に反した行為にある場合には、休業中の給与は無給とする」
Q.(勤務中に)ゴーグルがずれてしまうなど感染するリスクもあるのでは
「(何が無給になるのか)分からないんですよね。仕事でかかる可能性もあるじゃないですか。どうなったら無給なのかとか、そういうのは一切ないので、説明が」(東京女子医大の病院で働く看護師)
取材に応じた看護師によりますと、勤務中にマスク・ゴーグルを着用することや、会食や旅行などを自粛するよう要請されていますが、具体的にどのような場合に無給になるのか、この文書以外に説明はありませんでした。
また、「施設において」と書かれていることから、勤務中に感染した場合でも無給になるのではないか?との疑問もぬぐえません。感染リスクと隣り合わせの現場には戸惑いと憤りが広がっているといいます。
「かなり私たちも頑張って気持ちを張り詰めて対策しているのに、本当にどこでかかるか分からない中でのあの文章。やっぱり納得できない。職員が大事にされてないというのは感じます」(東京女子医大の病院で働く看護師)
さらに、文書にはこんな一文も・・・
「医療機関を持つ医科大学で勤務する職員は、本来健康な状態で労働を提供する必要があり、感染等を理由に休業することはいわば民法上の『債務不履行』に当たると解釈されます。よってこの場合には、休業期間中には給与を支給しないことが妥当である」
「健康であるべきみたいな文章があったと思うんですけど、過酷な勤務だし、休みも少ないし、それで健康を保てと言われても、それは・・・。悲しい。怒りを通り越す。悲しいという感じです」(東京女子医大の病院で働く看護師)
東京女子医大では去年、外来患者の減少などによる経営悪化を理由に夏のボーナス支給を見送るとして批判を受け、一転して、手当を支給する事態も起きていました。
「また同じような感じで、頑張ってるスタッフの士気を下げるような」(東京女子医大の病院で働く看護師)
大学側はJNNの取材に対し、「本学は医療機関としての社会的責任を果たすべく、通常の企業よりも厳格な新型コロナウイルス感染症対応を行っております」としたうえで、「質問への回答は控えさせていただきます」とコメントしています。(08日17:37)
これは、先月29日付で東京女子医大の経営統括部人事課が病院の職員らに対して出した文書です。コロナに感染して休業する場合の運用を見直すと書かれています。
「法人内の施設において新型コロナウイルスに感染したりして休業するに当たり、その感染原因等が法人からの自粛要請に反した行為にある場合には、休業中の給与は無給とする」
Q.(勤務中に)ゴーグルがずれてしまうなど感染するリスクもあるのでは
「(何が無給になるのか)分からないんですよね。仕事でかかる可能性もあるじゃないですか。どうなったら無給なのかとか、そういうのは一切ないので、説明が」(東京女子医大の病院で働く看護師)
取材に応じた看護師によりますと、勤務中にマスク・ゴーグルを着用することや、会食や旅行などを自粛するよう要請されていますが、具体的にどのような場合に無給になるのか、この文書以外に説明はありませんでした。
また、「施設において」と書かれていることから、勤務中に感染した場合でも無給になるのではないか?との疑問もぬぐえません。感染リスクと隣り合わせの現場には戸惑いと憤りが広がっているといいます。
「かなり私たちも頑張って気持ちを張り詰めて対策しているのに、本当にどこでかかるか分からない中でのあの文章。やっぱり納得できない。職員が大事にされてないというのは感じます」(東京女子医大の病院で働く看護師)
さらに、文書にはこんな一文も・・・
「医療機関を持つ医科大学で勤務する職員は、本来健康な状態で労働を提供する必要があり、感染等を理由に休業することはいわば民法上の『債務不履行』に当たると解釈されます。よってこの場合には、休業期間中には給与を支給しないことが妥当である」
「健康であるべきみたいな文章があったと思うんですけど、過酷な勤務だし、休みも少ないし、それで健康を保てと言われても、それは・・・。悲しい。怒りを通り越す。悲しいという感じです」(東京女子医大の病院で働く看護師)
東京女子医大では去年、外来患者の減少などによる経営悪化を理由に夏のボーナス支給を見送るとして批判を受け、一転して、手当を支給する事態も起きていました。
「また同じような感じで、頑張ってるスタッフの士気を下げるような」(東京女子医大の病院で働く看護師)
大学側はJNNの取材に対し、「本学は医療機関としての社会的責任を果たすべく、通常の企業よりも厳格な新型コロナウイルス感染症対応を行っております」としたうえで、「質問への回答は控えさせていただきます」とコメントしています。(08日17:37)