福井新聞に、義足用の長靴を加工してくださっている会社が紹介された。
驚きである。
かなり前の話になるが、ちょうどこの会社が今やっているような加工を頼みたくて、探し回ったことがある。
当時は見つからず、頼めても手探りで時間とお金がかかりすぎ、諦めた。
だからして、こうしたサービスが開始され、紹介されて全国区になることは何より嬉しい。
なにせ、娘にとってはちょうどこの先、いろんなおしゃれな靴を履きたくなる年頃だから。
福井県か
一度、旅行がてらでも、会社に行ってみたいな。やはり対面して話をしてみたい。
少し遠いな。
ドクターマーチンのレディースブーツのようなもの(高いから、模造品も含めて)も加工できるだろうか。
足底をフラットにしたり、内側にジッパーをつけたり。
そうした加工が頼めたら
我が家の娘を笑顔にできそうだ。
一度、問い合わせてみようかしら。
福井新聞on-line 2018/12/19 21:05 より転載
「義足用の長靴」に全国から注目 福井県の長尾製靴所
福井新聞on-line 2018/12/19 21:05 より転載
「義足用の長靴」に全国から注目 福井県の長尾製靴所
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00010002-fukui-l18
義足や装具を着けたままでも履きやすいよう、既製品の長靴を加工する長尾製靴所(福井県福井市四ツ井2丁目)のサービスが、受注を伸ばしている。3年前にホームページ(HP)でPRを始め、全国から依頼が来るようになり、年々認知度が高まっている。ムートンブーツの加工も今年から本格的に手掛け、秋以降注文が寄せられている。
足の障害で義足や装具を着けていると足首が固定され、履き口が狭い長靴は脱ぎ履きが難しい。長尾製靴所は、既製品の長靴の前面を縦に切って開き、生地を縫い付けて履き口を広くする加工を施す。履くときはベルトで締め、足にフィットさせる仕組みだ。
長尾浩和代表(51)によると、こうした加工を受注する事業所は全国でも珍しく、各地からニーズがある。同じような加工で履きやすくした製品はあるが、長尾製靴所は一般に販売されている長靴を加工するため、顧客が好みのデザインや色を自由に選べるのが特長だ。子どもからキャラクターものの長靴の加工依頼が来ることも多いという。
注文が入ると、まず顧客とやりとりを重ね、義足や装具の状態、最適な長靴のサイズなどを入念に確認する。その上で購入した長靴を送ってもらい、スタッフが加工して返す。加工費は両足で税別8900円から、片足で同6千円からとしている。
おしゃれで保温性が高いムートンブーツも同様の加工で対応する。北海道など寒冷地を中心にオーダーが入っている。
HPで加工の紹介を始めた2015年の受注は年間約40足だった。以降着実に増え、今年はムートンブーツと合わせ120足を超えた。
顧客からは「長靴のおかげで息子が雪遊びキャンプに参加できました」「幼稚園児の娘が装具を着けており、これまでは双子の姉にも長靴は買わないようにしていましたが、姉妹そろって履かせてやることができます」といった喜びの声が寄せられている。長尾代表は「今後も加工を続け、必要とする人たちに届けたい」と話している。
長尾製靴所は00年設立。長尾代表は1級義肢・装具製作技能士の資格を持ち、足が不自由な人向けのオリジナルオーダー靴の製作を主業務とする。
問い合わせは長尾製靴所=電話
0776(52)6880。
ホームページURL
https://www.nagao-shoes.jp
写真はホームページより