昨日は村祭りがありました。と言っても、山車が出たり露天がでたりというお祭りではなくて、静かに村の鎮守様で祭礼があっただけです。それで忙しかっただけでなく、今までこのあったかい部屋に置いておいたノートがついに不調に陥ってしまい、デスクトップに置き換えたりして、とうとうブログに書き込むチャンスを失してしまいました。
今朝から良い天気です。やや雲がありますが、やがて晴れるとのこと。風が吹かないことを願っています。
年老いた母は、毎日午前と午後に庭を歩きます。多少の曇りでも出てきます。門口まで行き、また戻ってきたりして、往復歩くと30mは歩くことになります。風呂にも一人で入れるし、ご飯はおいしくてしかたないみたいです。そして、ひなたぼっこをしばらくしながら、庭を眺めています。
その庭先にカリンの木があるのですが、あまり木の形は良くないので、何年か前に切ってしまおうと思いました。しかし、チェーンソーのチェーンがはずれてしまい、直してもまたはずれ、3度ほどはずれてしまいました。それで、「こりゃもー、切るなということかな。」と思って、切るのをやめた経緯(いきさつ)がある木です。
それが、こんなに大きくなりました。毎年のように実をつけます。しかし、大風などでせっかくできた実が熟さないうちに吹き飛ばされてしまうこともあります。それが、今年も実がなりました。数は多くはありませんが、中には大きなものができました。
いちばん大きなものは、大きなリンゴくらい大きいです。この実をどうするかと言いますと、果肉を煮詰めて砂糖をいれて、カリン飴を作ったことがありましたが、面倒くさくて一度でやめました。そのほか、この中にある実をすり下ろすと喘息の薬になるとか、あるいはワセリンと混ぜると、足のあかぎれなどに効くとか言われますが、もう面倒でやっていません。で、結局は何にも利用していないのです。たぶん、これからも利用しないでしょうね。もったいない。