大ねむ小ねむ

2007年11月20日 | Weblog


 日向ぼっこをしながら本を読んでいると、つい睡魔が襲ってきて、いつの間にか楽しい夢の世界にどっぷりと浸かってしまい、さっぱりページが進みません。これが近ごろの悩みです。本は睡眠薬ですからね。これは処方箋が要りません。安心して服用できます。なお、その本が赤犬のしっぽなら、より効果があります。

 眠い。眠たい。ねぶたい。ねぶた。となっていったとか。真偽のほどは分かりませんが、ある民俗学の本に書いてありました。昔から睡魔はたいへんな相手だったんですね。眠たさも、すごい地域興しに役立っているわけだ。私の眠たさは何にか役立たないでしょうか。

 眠たさも中くらいかなおらが秋  一冊

とまあ、中くらいにしたいですが、今のところ眠たさは 大 です。

 
山ちゃんさんの地域に、大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)というところがあるというのですが、眠たさも 大ねむ小ねむ があります。北陸に親不知子知らずという海岸がありますが、眠たさもレベルにより 親ねむ 子ねむ があります。お大臣に、、、いや、もう止そう。

 昨夜は、いつの間にか雨になっていました。今朝は降っていませんが、まだ曇天です。昨日の予報ですと、今日ははじめが寒くて、だんだん暖かくなり昨日より気温があがるとか。すごしやすくなるということです。ほんとうかなぁ。

 信じられなくて信じたい天気予報
        都合わるいと信じたくなくなり


  

 木枯らしが吹いて、あちこちに木の葉を置いていってくれました。こういう芝の上は掃きにくい。これは、裏山の木の葉ではなくて、池の脇に植えてあり、この写真で芝に影をおとしている くぬぎ の葉っぱが大半ですね。

  

 こっちは裏山に高くそびえている けやき の葉っぱです。けやき は葉が多いので、これからは掃き掃除が大変です。昨日はブロアで葉っぱを寄せてから取り払いました。ブロアも良いですが、欠点があります。電源が必要なので、ケーブルも用意しなければなりません。

  - 今朝の小さな悟り -

   ものは長所と欠点を同時に備えている
                人もそうかも


  

 これは、本当はつるし柿にする柿ではないのかも知れませんが、食べきれないので吊してみました。霜が降りて、風もでてきているので大丈夫かも知れません。大半は熟して落ちてしまいました。熟して柔らかくなったのは、鶏が大好きなんですよ。甘いからなおさらなんでしょうね。

 熟すことを、このあたりでは あかるむ と言います。うむ とも言います。これは辞書にあり、熟む という漢字が当ててあります。あかるむ はありませんね。想像ですけど、あかるむ は 赤くなる から来ているのでしょうか、赤む という言葉があり、赤くなる という意味があります。

 それはともかく、実を落として、皮を剥いて、吊すという行程には、結構な時間がかかりました。犬をからかったりしながらだったせいもあるかも知れません。からかわれた犬がカラカラ笑ったら気持ち悪いね。
                
  


  


 わが家の枯れ葉は、イブ・モンタンの「枯れ葉」のような雰囲気をもたらしませんね。明るい雰囲気で、

  木枯らしで吹き寄せられた庭の枯れ葉
     カラカラとあっちへ行ったりこっちに来たり

しています。

 補) 赤犬のしっぽ
       尾も白くない → 面白くない

 
東京歩きの第2回目は、がらりと雰囲気がかわりましたよ。ぜひご覧ください。