ブロッコリーは芽

2007年11月23日 | Weblog


 今日は11月23日。勤労感謝の日です。サラリーマンの人たちは三連休の初日ですね。

 この日は私たちの地域では ごじんじ と言って、お祭の日です。子供の頃は、この ごじんじ というと、いろいろなご馳走を母が作ってくれたものでした。ミニ正月版と考えれば良いでしょうか。甘酒が飲めるので嬉しかったです。

 甘酒を飲む茶碗は、ご飯の茶碗がほとんどでした。理由はわかります。米の粒が流れ落ちやすいからです。茶飲み茶碗などでは、最後にやわらかな米の粒が残りますからね。

 ごじんじ って、未だにどういう漢字を充てるのか、どういう意味なのかが分からないのですが、想像すると 御神事 のことなのかなと思うのですが、それは発音だけから類推しているだけで、正解の強力な根拠にはなりません。

 今日は神社ではお祭りがあります。つぎの日、つまり11月24日には新嘗祭(にいなめさい)という祭があります。本当は新嘗祭は23日だったのではないかと思います。ごじんじ は10月15日だったとか。

              

  

 ブロッコリーができました。売っているくらいの大きさになりました。青虫に食べられてもたべられてもがんばってくれました。私もずいぶん取り払って協力しましたけどね。

 どんな意味なのだろうと思って、いろいろなサイトを見てみたところ、書いてありましたね。その知識を拝借しますと、芽とか茎という意味なんだそうです。イタリア語だとか。意味が分かればな~~んだですけど、日本語では名前になりませんね。「今年の芽は良くできたよ。」「何の目? 猫の目? 蛇の目?」なんてね。め 違いを起こしたりして。

 イタリアでは、どう区別しているんでしょうね。「やあ、今年のブロッコリーはすばらしいなぁ。」と言うので、食べるブロッコリーかなと思って、山々の新芽が素晴らしいという意味だったりして。勘違いした人は、全山がブロッコリーだらけだと思い、どこなのか見に行ってみたいなんてね。

 寒さが来たので、アスパラ菜のように、同じ房の中でまだ蕾があるうちに花が咲いてしまう、というような現象は起きなかったので助かりました。


  

 前回の写真とあまり変わりがないように見えますが、たぶんわずかでも太っているのではないかと思います。

 下仁田ネギは初めて作っているのですが、これくらいになれば、もう食べられるのかなと思っています。鍋ものも始まったことだし。焼き葱なんてものやってみたいです。

  
   

 りんどう がまだ咲いていました。島倉千代子の歌を思い出します。


   


 昔は、ごじんじ の日がまちまちだったので、互いに懇意にしている家に呼ばれたり呼んだりして、家々で宴会をもよおしたようです。

 それで、この地域は生活簡素化の運動により、どの地域も ごじんじ が11月23日にまとめられてしまったとか。ですので、私の町内以外の地区では、今日が新嘗祭並びに ごじんじ になります。私の地域は、神社のもともとのお祭りが引っ越しになって今日になったので、新嘗祭が一日遅れになってしまいました。新嘗祭は今はつぎの日曜日に行うことになっています。

 ややこしいです。

 そんなややこしい三連休の始まりです。
  寒いけど良い朝です。