寒い日なのに一日中そとにいました

2007年11月30日 | Weblog


 きのうは、典型的な冬空の一日でした。一日中曇りで風があり、とても寒い日でしたが、そんな天気なのにどうしてか一日中外にいました。

 デジタルテレビに強制的にするという、政府の方針には大反対です。が、いつまでも各国に遅れていてはという気持ちもあるのかなとも思います。問題は買い換えですね。

 私の場合は、コメントへの返事にも書きましたけど、テレビはいずれ長くはかからずに壊れるものだと思って、完全デジタル化までの時間を考え、かなり前にアナログ式のを買うのを止めにしていました。計算通りに二台だめになりました。残りの一台が健在です。でも、あと四年持つかどうか。

               

 ビニールハウスが破れてきました。何とか今まで古いビニールなどを充てて、ごまかしてきたのですが、いよいよ駄目です。

   

 こんな破れ目があちこちにあります。この部分は、暑いときには巻き上げ、寒いときには下げるということをしょっちゅうやっているところなので、傷みが激しいです。

 「破れ傘刀舟」というテレビ時代劇がありましたっけ。中村(萬屋)錦之助がやっていました。どうして思い出したかと言いますと、CSテレビでやることがあるからです。「てめぇら。ゆるせねぇ。たたっ切ってやる。」と、かん高い声で叫びますね。医者なのに悪人とは言えども人の命を奪うという矛盾。

 このハウスは破れハウスです。題名をつけるなら「破れハウスどうしよう」です。主演は温泉亭主(spa)。そのほかの脇役はコロとミーちゃんと烏骨鶏多数です。悪役はトウモロコシやイチゴを食い荒らし、卵をかすめていく悪党のカラスと、キャベツや白菜に穴を開けて平気な顔をしているヨトウムシ。それに加えて、茄子を食い荒らすテントウムシダマシ。ストーリーはこれら悪党と戦う、破れハウスを根拠地とする温泉亭主とコロやミーちゃん、それからその他大勢の烏骨鶏たち。それがなんとか努力の末に、、、、。いや、まだ話すのは早い。

   

 天井も大きく裂けて、なんとか修理で間に合わせています。台風のような強風がきたら、風が中にはいって、骨ごと吹き飛ばされ裏返しされることになります。そういうのを隣の畑で見ました。そうなると骨は曲がってしまって、もう使えません。

   

 それで、ビニールを張り替えることにしました。これはちょっと大仕事なのです。まず、半分から下の部分をはずします。それには裾の部分は土に埋まっていますので、周りをぐるりと掘り起こさなければなりません。

 長さが10m以上ありますから、時間がかかります。急ぎの仕事ではないので、じっくりやることにしています。

   

 ゴボウも掘ってみました。これは大浦ゴボウです。クズゴボウが多いです。それに一番太いのは、断面が円でなくて楕円形です。でも、ゴボウはゴボウです。ゴボウの味と食感があるはず。出荷するものではないのだ。と、開き直り。しかし、ゴボウってのは見栄えが悪いですね。大根のように女性のふくらはぎは連想しませんね。これは男の痩せたスネっぱぎです。

 その、よりによって寒い日に、午前中も午後も外にいられたのは、こんな汗ばむ力仕事をしていたからです。寒さが助けになりました。最初は、外に出るには勇気がちょっと要りましたけどね。

              

 掘りながら考えました。葉物は収穫が楽です。根菜はやや大変。ゴボウやヤマイモはものすごく大変。穀類は取り入れてからがたいへん。茎を切り離し、脱穀して干さなければなりません。葉物はすぐに食べる。例外は漬け物。根菜は比較的長持ちする。一番持つのは穀類。

 人間は、大昔から農作物の特徴をうまくつかんで、やりくりしてきたんですね。我々は昔の人たち、つまり我々の祖先の努力のおかげであぐらをかいて生活できるんですよ。ありがたいものです。つい忘れがちですが、祖先の恩を感じ敬うべきです。以上。道徳のお時間は終わり。起立 。礼 。着席

   

 チンコロワンワン(ヤブラン)の実が生りました。今は、この実で篠鉄砲を作って遊ぶ子供はいません。やがて小鳥が食べにくるんでしょう。

 昨日は、ライブドアのブログにコメントが書き込めませんでした。なにか不都合がプロバイダーの方で起きていたのかも知れません。今日はなおっていたら書き込みますからね。