無情な春風

2009年04月01日 | Weblog


 夜は雨で、午前も9時頃までは降っていました。10時ごろになると、元気のないお日さまが出てきたのですが、風がなんとも冷たくて強いです。今年の春はなんでしょうかねこれは。

 そのせいで、音楽を聞きながらコタツで横になり本を読んでいたら。ぐっすりと眠ってしまいました。本と音楽ですから、睡眠薬を二錠飲んでしまったことになります。これはまずかった。一錠でさえ効き目があるというのに。

 桜の開花は、入学式まで待つつもりでいるんでしょうか。卒業式や入学式には天気は晴れにしたいものです。激しい雨の時もありますが、まったく気の毒でなりませんからね。まさに、晴れの舞台にしてあげたいものです。

                 

 

 ミズナの花が咲き始めました。今ごろの野菜の花は黄色が多いんですね。それとも、ナタネ系が多くて、そのせいで黄色なのでしょうか。分類のことはさっぱり感心が無いので分かりませんが。


 

 買った種芋ではなくて、自家栽培の種芋を早めにトンネルの中に植えたジャガ芋が芽を出しました。芽かきをしました。農家の人に聞いたのですが、この頃は、この芽かきは、一本立ちにせずに2~3本立ちにするのだそうです。

 芽が多いと小粒の芋が沢山できて、一本だと大粒になるのだそうです。ところが、一本立ちだと大きすぎてこの頃は人気がないのだそうです。それで中ぐらいのサイズの芋にするのに2~3本立ちにするのだとか。

 

 孫たちが帰って、ミーちゃんは再び家に戻ってきました。この頃は、この炬燵の私のすぐ隣が彼女の指定席になっています。長い座布団なので転がり落ちないで、ゆっくりと寝ています。

 猫は熟睡を邪魔されても決して腹を立てないですね。かえって、撫でてやるとゴロゴロと喉を鳴らすくらいです。


  一日一茶

    春風に箸を掴(つか)んで寝る子哉

  廃 句

    春風は凍る冷たさこれでも春?
    春風よ吹くなら暖かい風をくれ
    春風に袷(あわせ)重ね着する日かな
    春風に袷どころか綿入れを
    春風は雪国の空通り抜け
    春風に蝶々ヒラヒラ舞い落ちぬ
    春風に浮かれて生まれ早すぎた
    春風が冷たく友は無沙汰かな
    春風やお前さんまで無情也
    春風や準木枯らしと呼ぶべきか
    春風と呼ばれる権利さらに無し