つい一週間くらい前は、寒いさむいと毎日のように書いていたのですが、この数日間は本当に春らしくなり暖かく、今日の風はまさしく春風で吹かれるのが気持良いです。
そうなると今度は、こんなに春で良いのかなと思ってしまうのですから、つまらない私だなぁと思ってしまいます。
栃木県の旧小川町(那珂川町)にカタクリを見に行ってきました。水芭蕉とカタクリが一緒に咲いています。
このように、カタクリがそれはそれはあちこちに。それも丘のようないくつもの山の傾斜に。
ショウジョウバカマもたくさんありました。
ほとんどが女性でした。若い人は残念ながらいませんでした。人のことは言えませんけど。
ミズバショウの群生地。
ひとつだけ、ザゼンソウが残っていました。
こんなに沢山のカタクリが咲いているのを見るのは初めてです。本当にすごいです。
カタクリは雑木山に咲いていました。これから葉が出ると、ほとんどのカタクリは木漏れ日程度しか日光があたらなくなります。そういう所がいちばん向いているのかなと思いました。
一日一村
菜の花や月は東に日は西に
廃 句
菜の花や手を引き老女迷い込み
近くの老人ホームの老女が花を見に
介護の手を引きながら迷い込んできました
菜の花の頃はなんとなく浮かれ出し
菜の花は野にあってこそ美しい
菜の花をそっと踊らすそよろ風
菜の花のような明るい世が欲しい
菜の花の畑に入り日うすれける
菜の花やみわたす山の端かすみかな
菜の花と背比べせんいちねんせい