二十日大根収穫

2009年04月16日 | Weblog


 今年の春は、強い風の日が多いです。今日は、強風とまでは言えませんでしたが、その一歩手前くらいの風が吹いていました。風が強いと、気になることがあります。焚き火ができない。その結果、木を伐採したあとがなかなか片づかない。畑仕事がやりずらい。洗濯物が汚れる。など、いろいろあります。

 

 ハウスの中の二十日大根ができました。カリカリしておいしいです。この大根、いつも物事を気にして、人にぶつかっているわけではありませんよ。

 この赤がきれいでいいです。茎の部分はサクサクとしておいしいですね。尻尾のような根っこは残して、あとは全部を生のまま食べちゃいます。


         

 ジャガ芋の芽が出そろってきました。インカのめざめが一番おそいですね。まだです。インカのめざめは、茎葉を見ても、ほかの種類のより全体的に華奢な感じがします。

 いよいよ、これからは草との戦いです。もくもくと、ゲリラのように無言で雑草は生えてきますからね。これとの戦いに明け暮れることになります。以前、ある人が雑草という草は無いということを言っていました。その人によりますと、雑草を雑草と考えず共存するということですが、なるほどと感心しました。理屈は分かるのですが、もしそれが出来たらすごいことだと思うのですが、いまだに雑草を敵視しているのです。


 

     この花を見ると、いつも自分のことを考えます。


  一日一茶

   陽炎や寝たい程寝し昼の鐘

  廃 句

   陽炎や寝たい程寝し夕の鐘
   陽炎や庭を横切る猫の足
   陽炎や立ちくらみする草むしり
   陽炎や坂崎おこんの二人連れ
   陽炎や幼き日々を思いだし
   陽炎やかたぶきかける月の影
   陽炎や時間の止まる昼下がり
   陽炎やかわずとびこむ水の音
   陽炎や世の喧騒の遠くなり
   陽炎や一人たたずむ白い道
   陽炎やとかげ動かず石の上
   陽炎やこのまますべて止まりゃいい
   陽炎や石の上にも三年ぞ