ぼっくい

2009年04月06日 | Weblog

 東京の桜は満開だそうです。奥さんの写真を借りました。

 

                   

 すぐ近くのセブン・イレブンの店長が、ピンポンと玄関の呼び鈴を鳴らしました。何だろうと出てみると、チラシを一枚出して、今度新しい弁当を作ったという話。地元の私立大学(の学生?)と提携して、地産の原料を使った弁当を発売することになったとのこと。いつかニュースで、どこか他の地域でもそんなことやっているのを、そういえば見たことのあるような。

                 

 

 前回耕したときには、一緒に鋤き込んだアブラナが、所によってはかなり鋤き込みきれずに表面に出ていて気に入らなかったので、また耕しなおしました。隣の畑を見たらやっぱり同じように鋤き込みきれない物が表面に汚く出たままになっていたので、私が特に下手だったわけではないと、安心しました。

 全部を一気に耕すなら楽なのですが、作物があるので、そこを避けるものですから、縦に耕したり横に行ったり、しかもタイヤの跡を残さないようにするには考えますから、ちょっと脳トレになります。馬鹿でっかい脳トレゲーム機です。

 この出っ張った低い土手のような筋は付けない方法もあります。これがあると、なんとなく畝を作りやすいので、消さない方法で耕しています。斜めの所もあるので、いつもそれに従っているととんでもない畝ができますけど。


      

 もったいないので、今になってラストスパートでネギをどんどん食べようとしていますが、そんなにネギばかり食べているわけにも行きませんね。なんか、吐く息もネギ、家の中の空気もネギ、手もネギの かをり 、庖丁、茶わんと、ネギの臭いが付きまとうような感じがして。


 

 境木を伐ったときに、運び出す邪魔になると、ユンボを操作している人が古い切り株を引き抜きました。ユンボはそれが出来るからいいです。こんな大きなものを手作業で引き抜くのは、それこそ大変な作業です。

 でも、昔の人はそれをやっていたんですよね。これをもちろん小さくしてですが、燃料にすると、とても火持ちが良くて喜ばれたらしいです。

 こういう切り株を私の地方では「ぼっく」とか「ぼっくい」と言いますが、いまネットの辞書で調べたのですが、辞書にはないですね。どうやら方言みたいです。棒杭から来ているらしいですが、真偽のほどは分かりません。

 「焼けぼっくい(り)に火がついた」と言うことがありますが、いったん消えたはずの ぼっくい がまた燃えだしたということです。これは、いったんおさまったはずの恋愛沙汰がまた燃えだしたと言うときなどに使います。たとえば再婚などですね。

 なお、私ごとですが、私のボックイは灰になってしまって、もう燃やしようもありません。灰はどこかに風で飛ばされちゃったヨ。ハイ。話がとんだところに飛んでしまった。


 


  一日一茶

   鶯がぎょっとするぞよ咳ばらい

  廃 句

   鶯は今年もなぜかコッカイジジョー
                と言っているように聞こえるんです
   鶯がさえずる下で猫の恋
   鶯の声とコンビニ弁当売り
   鶯と掛け合い歌うトラクター
   鶯は桜になっても鳴き続け
   鶯の上をカラスがアホーアホー
   鶯よ負けるな温泉(spa)ここにあり
   鶯がぎょっとするよな弾道弾(ミサイル)
   鶯のつぎに待つ鳥ホトトギス
   鶯のような声だったウグイス嬢
   鶯よそれが今じゃ、いやもう言わない