昨日と今日は穏やかな日でした。この頃、二日続いてこのような日が続くのことは、全くないということではないですが、たいへん珍しいことです。
皆さんの日々の暮らしも我が人生も、ぜひぜひ穏やかであって欲しいものと思います。
ただ、野望と言うほど強いものではないまでも、強い望みなどはぜひ捨てずに生き生きとした毎日を過ごして欲しいと願っています。みんなが生き生きと生活すれば、社会全体が明るくなることは間違いないことでしょう。
武張る(ぶばる)と言う言葉があります。今はあまり使われることがなく、使われても文章の中で極々たまに使われることばです。漢字を見ただけで意味がある程度分かってしまう言葉ですが「強く勇ましそうな様子を帯びる、とか、堅苦しくいかめしい様子をする。」という意味です。侍がやたら庶民に対して「えへん、えへん」といかめしく見せるような様子を彷彿とさせる言葉です。
他人に対してはそうであってはいけませんが、自分に対してはぜひ武張った気持で、「なにくそ、これしき」という意識を持ち続けたいものです。実際はなかなかそうは行かないことも多いですけどね。
そういう言葉を思い出しました。
今日は、木の葉がまるで雨か雪が降るように絶え間なくハラハラと落ちる様子をみていました。見事です。そういう風景を見るときは、特に用事がなければ時間を惜しまずに見るようにしています。一年のうち、いましか見る事ができませんからね。
話は変わって、ブログは長いあいだ、十年以上やっていますが、その間に度々コメントを書いてくれていたのですが、都合が悪くなり止めてしまった人がたくさんいます。
寂しいですね。かく言う私も家庭菜園ブログから変身して、普通の生活ブログにしてしまったために、多くの友達を失いました。また、相手も変身する場合もありました。
十年ひと昔。自分も変われば相手も変わります。それ以上に世の中が変わります。ネットの世界も変わります。変わらないでいて欲しいと思っても、それは無理です。
寂しくもあり、諦めもあり気持は複雑になることがありますね。
燃料革命があり、農法の変化もあり、手入れが行なわれなくなってしまった大きな山林地帯の木がすべて伐採され、ブルドーザーが縦横無尽に走り回り、大きな造成地ができあがります。そして、以前ほどの景気ではないと言われつつも、絶え間なく工事が行なわれ、家は建ちつづけ団地が出来上がってきました。
世界は決して止まったきりにならないですね。時間と同じように決して立ち止まることはない世の中です。