私達の人生と言うのは、本をめくるように前のページには決してもどることができません。
少しだけは戻ることができますが、それは思い出という一つの録画の巻き戻しのような方法です。実際には戻ることはできません。
その思い出についてのことなのですが、私は寝る前にときどき小学生時代に、学校で一緒にすごした人たちを思いだすことがあります。
ほとんどタッチアンドゴー的に、転校してきてすぐに転出してしまった人も含めて93人いることが分かりました。全員の顔と名前を思い出せます。
当時は村だった田舎の学校ですので、だいたいは誰がどの辺に住んでいたのか景色や、場合によっては家を思い出すこともできます。
ですが、眠れない晩というのは私はほとんど無いので、たいていは、20人くらいまで行ったところで眠ってしまいます。ですので、思い出した数は実際は20人だったか15人だったかはわからないのですが・・・。
彼とか彼女のところまで数えてきた時に、その人にまつわるエピソードを思い出してしまったりすると、数の方は曖昧になってしまうこともありますからね。
柿の木
いろいろな思い出は、さまざまな物語を読む時と同じように、あるいは場合によってはもっともっと面白い物語であるように思います。
時分で、実に楽しいことを思いついたものだと思います。これもまた、年を取ったからなのでしょうかね。
じっさいは、当時はそれほど楽しいと思って生活していたつもりは無かったはずです。時が磨きをかけて光り輝く珠にしてくれたのかも知れません。
ミーちゃんは、今日も私がブログを更新している間にプリンターの上で寝ながら名曲を聴いています。
今日はベートーベンのピアノ協奏曲第3番です。
https://www.youtube.com/watch?v=PM0HqmptYlY