キビなんて知らない

2018年07月28日 | Weblog


変な進路を取るだろうと予想されている台風がやってきつつあります。
午前中は、やや強いとか 強い と言う言葉を使いたくない程度の風はありましたが、午後も4時頃になると、本格的な台風らしい様相を来たし始めました。

  

雨が激しく降っているのですが、雨はうまく写っていません。残念。

  

ビニールハウスは忘れずに全部隙間は閉ざしておきました。降り出してからではたいへんですからね。

  

家内は花を非難、じゃなくって、花の避難を忘れずに・・・。ひっくり返り安いものに植えてありますからね。
ひっくり返ってしまったら土は飛び出てしまうし、もうグチャグチャになっちゃいますね。

  

話は変わって、昨日の夕焼けです。写真は何も手を加えていませんが、実際にこれと同じように赤かったです。
何か、気のせいかもしれませんが、この頃の夕焼けは赤さが目立ちますね。

西の空に沈んでいくお日さまが北東の方向にある雲を照らし、そちらの方まで赤く染まることがあります。

  

毎年咲きますが、これはサルスベリの花です。これは我が家の敷地の東にあるものです。
母屋は68年前に建てたのですが、もちろん私はその頃は小っちゃな子でしたが、その時にトイレの近くに植えたサルスベリは赤です。

赤よりもこの色の方が早く咲きます。

  

これはキビです。黍と言う漢字を当てています。キビ団子のキビです。
実ってくるとこのようにザランと垂れ下がります。たぶん一筋ひとすじの枝が細くてピンと真っ直ぐに伸びていられないんでしょうね。
かと言って、身が重くてちぎれるということはありません。

種がとても小さく、収穫時はそれなりに殻を飛ばしたり、多少混じってしまう土をとり除くのに工夫が要ります。
昔は、米だけでは収穫が安定しない年もあるので、こういう食べられる雑穀類を作ったのだと思います。

  
    粉ひき機  
         三度くらい繰り返して碾(ひ)きます だんだん細かくしていきます

私は、風で殻を飛ばし、後は実らなくて殻だけの実や土を除くために、小分けして洗ってしまいます。
すると、軽い殻は水に浮いて除くことができるし、目の細かい金属の網でふる(篩)えば土のとり除くことができます。
このやり方は 我流 です。もっと良い方法があるでしょうがわかりません。

  
キビのような物は特に育てなくても良いのですが、十数年前に種をくれた人がいて、それ以来ずっと収穫しています。
種を根絶やしにしてしまうのも残念なことなので、面倒でも作っています。種をくれた人も、今は育てていないようです。

キビなんて言っても???と分からない人が多いでしょうね。

キビ団子という、一寸法師のお話の中に出てくるので言葉としては知っていても、具体的なキビそのものはほとんどの人が知らないと思います。