歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

続き「三丁目の夕日」と「ミゼットの嘘」

2006年12月08日 | 映画の話し
少しひつこいようですが、「ミゼット」の話しなんです。
「ミゼット」にはいろいろな思いがあり、いろいろなものに繋がっているのです。

「ミゼット」と云えば、「やりくりアパート」なのです。放送日が何曜日だったのかは忘れましたが、関西系のテレビ番組です。

「大村 崑」と「佐々十郎」のコンビが出演していました。大村混は「コンチャン」と呼ばれ大変な人気でした。その番組でやっていたのが「ミゼット」の「生コマーシャル」です。だから私は「ミゼット」には詳しいのです。


【コンチャンはこんな商売もやっていたのですね】

二人がアパートの玄関前に置かれた、「ピカピカのミゼット」の前で、手を「ハの字」に広げて「ミゼット」と云うシーンは今でも覚えています。

「コンチャン」と云えば、「とんま天狗」に、「番頭はんと丁稚どん」ですね。
とんま天狗は「大塚製薬」が提供していました。とんま天狗の名前が「オロナインナンコウ」だったと思いす。今でも売っているあの「オロナイン軟膏」そのまんまです。

「番頭はんと丁稚どん」は「七ふく製薬」の提供でした。こちらは「商品名」が思い浮かびません。やはり露骨に商品名を主役名にした「大塚製薬」が正しかった?

「番頭はん・・・」には、あの「芦屋雁の助」に「小雁」「雁平」の3兄弟。それにお釜っぽい「茶川一郎」が出演していました。

「コンチャン」の『10円もろた、10円もろた・・・』」のギャグ? と「雁の助」の『コン松~。 チョットコイ!』の声が今でも耳に残っています。

チョットコイと云われると、遠くに離れている丁稚のコン松(コンチャン)が、番頭の「雁の助」に引き寄せられてしまうのです。

当時は、いや今でもそうですね。お笑いは関西が強かったですね。
「コンチャン」と云えば、「藤田まこと」ですね。

「藤田まこと」と「大村混」が当時の若手コメディアンのトップ争いをしていました。「藤田まこと」と云えば「てなもんや三度笠」ですね。

「てなもんや三度笠」と云えば、これも「生コマーシャル」の『俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー』ですね。当時はみんな「生コマーシャル」でした。

「てなもんや」と「番頭はん」は舞台中継で、「やりくり」はスタジオ中継でした。

「てなもんや」では「藤田まこと」の「時次郎」と一緒に旅をする、「珍念」という「小坊主」役の「白木みのる」が出演していました。「珍念」を始めの頃は「凄い子役」だと思っていました。

しかし、私にとって「てなもんや」で一番強烈だったのは、あの「財津一郎」です。これまで見たことない「強烈なキャラクター」でした。

財津演じる「謎の浪人」が、オバーアクションと、ハイトーンで『~してちょうだい!』『キビシィー!』と叫ぶギャグは新鮮で強烈でした。この一言が「いつ出るか、いつ出るか」と期待して見ていました。

「三丁目の夕日」の話しからは、少し逸れましたが、昭和30年代のあ頃は、戦争が終わり、新しい物語の始まりの時代でした。

そしていま、その物語は終わり、次の物語が始まる訳ですが、あまり楽しくない物語りが始まりそう・・・・・・いや、少し前から始まっていますね。

焼酎飲んで、楽しかった昔を想い・・・・・・寝るとするか 


コメント (3)
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