「谷中の町」が「好き」です。何て云うのが「少し恥ずかしい」ほど、平日でも「観光客」で賑わっています。「中高年ばっかり」ですね。
私も「中高年」の入り口にいます。気持ちは「若い」と思っているのですが、「外観上」の衰えは隠しきれず、鏡に映る「己の姿」に困惑する今日この頃です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/d2/0fb109bc5b2b2bff1b0674739f8ac9a6.jpg)
最近は「外人観光客」にも良く出会います。
この写真の奥を歩いているのが「英語をしゃべる白人」のグループです。体つき、服装から、アメリカ人の観光客だと思われます。
以前、中高年の集団の男性に、『ここらで、樹が道の真ん中にある場所を知りませんか?』と聞かれたことがありました。私は咄嗟に「さァ。知りませんねェ」と答えました。
その男性が立ち去った後で考えてみると『ああ!そうかァ!あそこだぁ』」と思い出しました。「集団で歩き回る」人達は苦手なので、考えもしないで「反射的」に「知りません」と云ってしまったのです。
その「道の真ん中に樹がある場所」とは、「言問通り」の「善光寺坂」を下って直ぐの「玉林寺」境内にある脇道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/58/65197a7572dbf61f59bd2073820ccc14.jpg)
本堂左手に「正岡容(いるる)」の句碑があります。
『おもい皆 叶う春の灯 点りけり』 とあります。
ところが、どういう訳か。小沢昭一さんの著書「背中まるめて」のなかでは、
『想うこと 叶う春の灯 ともりけり』とあるのです。これは「明らかに」小沢さんの「勘違い」です。
※私の持っている本は、平成4年版なので現在は改版され訂正されているかもしれません。
正岡容は名は「少しマニアック」な人しか知らないですかね。今の「永六輔」みたいな人です。小沢昭一、桂米朝の師匠筋と云ったところです。
それで、その脇道なんですが、「嬉しい事」に、入り口が判り難いのです。本堂を背にして、左側の「ブロック塀」の向こう側に入り口があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/39c1cfce46c8869f22998e457329cd7e.jpg)
塀に沿ってくねくねと曲がった狭い路地で、車は入れません。道の真ん中に間隔を置いて2本?か3本?樹があります。多分、以前は寺の敷地だったのでしょう。周囲に住宅が建ち、塀で墓地を囲って外周に道をつけた結果、一部に樹が取り残された・・・・・・、そんな気がします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/de/06d49a17c06f3b9d9842e4e2dc62415f.jpg)
この路地では、一度も「観光客」に出会ったことはありません。良いことです。
この路地の一番奥に「いい物」がひっそりとあるのです。
それは、この「手押しポンプ」の井戸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f4/4c9241a9105100e7678d461e4c4ce638.jpg)
路地裏の「錆びたトタン屋根」に「手押しの井戸」、脇には「石段」。絵になります。この井戸現役なんです。
暗に「勝ってに触るな!」との注意として、左側の柱には「○○家専用」の「木札」が下げてあります。○○家は井戸の左手にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/8e/c2b1ecc2111db93380f6e68f3eeb04d7.jpg)
このポンプは昔の「ポンプ」ではなく、「最新鋭」の現役「バリバリ」の「ハイテク」ポンプでなんです。「密封型」で何やら「調整バルブ」のようなものが「装着」されています。
井戸の脇にある石段を上がった先が「お稽古横丁」です。粋な三味線の音や小唄の声が、何処からともなく流れて・・・・・・きません。
この路地を幾つか曲がった先には、「あの」、「みかどパン店」があります。
「谷中歩きベストスリー」に入るコースの紹介でした。あまり「他の人」には教えないで下さい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
今晩は、けんちん汁とサンマです。
私も「中高年」の入り口にいます。気持ちは「若い」と思っているのですが、「外観上」の衰えは隠しきれず、鏡に映る「己の姿」に困惑する今日この頃です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/d2/0fb109bc5b2b2bff1b0674739f8ac9a6.jpg)
最近は「外人観光客」にも良く出会います。
この写真の奥を歩いているのが「英語をしゃべる白人」のグループです。体つき、服装から、アメリカ人の観光客だと思われます。
以前、中高年の集団の男性に、『ここらで、樹が道の真ん中にある場所を知りませんか?』と聞かれたことがありました。私は咄嗟に「さァ。知りませんねェ」と答えました。
その男性が立ち去った後で考えてみると『ああ!そうかァ!あそこだぁ』」と思い出しました。「集団で歩き回る」人達は苦手なので、考えもしないで「反射的」に「知りません」と云ってしまったのです。
その「道の真ん中に樹がある場所」とは、「言問通り」の「善光寺坂」を下って直ぐの「玉林寺」境内にある脇道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/58/65197a7572dbf61f59bd2073820ccc14.jpg)
本堂左手に「正岡容(いるる)」の句碑があります。
『おもい皆 叶う春の灯 点りけり』 とあります。
ところが、どういう訳か。小沢昭一さんの著書「背中まるめて」のなかでは、
『想うこと 叶う春の灯 ともりけり』とあるのです。これは「明らかに」小沢さんの「勘違い」です。
※私の持っている本は、平成4年版なので現在は改版され訂正されているかもしれません。
正岡容は名は「少しマニアック」な人しか知らないですかね。今の「永六輔」みたいな人です。小沢昭一、桂米朝の師匠筋と云ったところです。
それで、その脇道なんですが、「嬉しい事」に、入り口が判り難いのです。本堂を背にして、左側の「ブロック塀」の向こう側に入り口があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/39c1cfce46c8869f22998e457329cd7e.jpg)
塀に沿ってくねくねと曲がった狭い路地で、車は入れません。道の真ん中に間隔を置いて2本?か3本?樹があります。多分、以前は寺の敷地だったのでしょう。周囲に住宅が建ち、塀で墓地を囲って外周に道をつけた結果、一部に樹が取り残された・・・・・・、そんな気がします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/de/06d49a17c06f3b9d9842e4e2dc62415f.jpg)
この路地では、一度も「観光客」に出会ったことはありません。良いことです。
この路地の一番奥に「いい物」がひっそりとあるのです。
それは、この「手押しポンプ」の井戸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f4/4c9241a9105100e7678d461e4c4ce638.jpg)
路地裏の「錆びたトタン屋根」に「手押しの井戸」、脇には「石段」。絵になります。この井戸現役なんです。
暗に「勝ってに触るな!」との注意として、左側の柱には「○○家専用」の「木札」が下げてあります。○○家は井戸の左手にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/8e/c2b1ecc2111db93380f6e68f3eeb04d7.jpg)
このポンプは昔の「ポンプ」ではなく、「最新鋭」の現役「バリバリ」の「ハイテク」ポンプでなんです。「密封型」で何やら「調整バルブ」のようなものが「装着」されています。
井戸の脇にある石段を上がった先が「お稽古横丁」です。粋な三味線の音や小唄の声が、何処からともなく流れて・・・・・・きません。
この路地を幾つか曲がった先には、「あの」、「みかどパン店」があります。
「谷中歩きベストスリー」に入るコースの紹介でした。あまり「他の人」には教えないで下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
今晩は、けんちん汁とサンマです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)