歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

立石駅前 躍進する!「仲見世商店街」

2007年04月14日 | 東京の風景
昨日の続きです。

奥戸街道側にある、駅から「0分」の「立石仲見世商店街」です。何故「仲見世」なのか? 

大正12年の関東大震災で被災した、本所、深川、浅草の住民が、この辺りに移り住んだそうです。その人達が「浅草仲見世」を懐かしんで、商店街の「名称」にしたのでは?・・・・・・と、思います。


この作り「浅草仲見世風」になっています。本家の仲見世には屋根はありませんけど、雰囲気は良く出ています。

本家の壁は「朱色」です、ここは「分家」として一歩下がって「桃色」です。道幅も本家の四分の一以下と「こぢんまり」としています。

奥戸街道側から入って直ぐ左側の「普通」の薬局です。「キョロキョロ」と看板を眺めていました。

『ナルホド。「おおうら薬局 仲見世店」ねェ。他にも「おおうらさん」は店を持っている訳ねェ。ふ~ん』



何て思いながら、黄色い看板の下を見ると、こんな写真が十数枚貼ってありました。

ホォ~。昔の青砥駅と高砂駅ねェ。


「キャスリーン台風」ですか、大変だったのですね。私が生まれる前です。
「カスリーン」台風とか、「キャサリン」台風と呼ばれた台風ですね。

英語のスペルは「KATHLEEN」とあります。「カスリーン」「キャサリン」と表記したのは見たことがありますが、この「キャスリーン」は始めてです。

「キャスリーン」の方が、敗戦後、アメリカ軍に占領されていた当時の臭いがします。進駐軍、GHQ、マッカーサー、闇市、カストリ焼酎・・・・・・。


右側の「セルロイド人形」を見たときには、「ドッキ!」としました。あまりにも「リアル」です。不気味です。この辺りは昔から「おもちゃ工場」が多かったようです。

この写真を「店頭」に「展示」している「店長」は「どんな人」か、顔だけでもみたかったのですが、店内には誰も居ませんでした。撮った本人であれば80歳前後でしょう。

この仲見世には「いろいろ」な「店」があります。


餃子食べたい。


立ち食いそば


豆腐屋さん。一丁210円ですよ! 凄い自信に溢れた価格設定です。「ぜったいうまい」らしいです。

ここでは「販売」のみで「製造」はしていませんでした。「豆腐屋さん」ではなく「豆腐販売店」でした。最近、ここに進出してきたようです。「三代目」だそうです。まぁ、頑張って下さい。


中華専門の「総菜屋さん」です。近所にこんな「お店」があると嬉しいです。


「躍進」する「商店街」の「事務所」です。奥が「共同便所」になっています。庶民的風景で、いいです。


八百屋さん。安そうでした。


一杯飲み屋です。「もつ焼き」で「酎ハイ」を一杯やりたい!


この「仲見世」には、まだまだ「いろいろ」の「店」があります。「レトロ感」「寂れ感」を期待していたのですが元気です。当然ここに「暮らす」人にとては「良いこと」です。

「現役バリバリ感」があり、ホントに「躍進する商店街」でした。

         ガンバレ! 立石仲見世商店街 !

明日は「線路」の向こう側の「飲み屋街」です。

ここが「もう!」「凄いです!」 「うらぶれ感」「寂れ感」「朽ち果て感」が満載です。

お楽しみに!     


コメント
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